現実的なのに夢で溢れている堀江貴文のスピーチに感動

こんにちわ。

もうすっかり季節も春に移り変わり、今こうしている間も睡魔が襲って来るくらい穏やかな天気になりましたね。

4月の頭の週では、「あ、今日卒業式なんだなー」と思われる学生の集団をよく目にします。

私は大学の卒業式に出席したんですけど、卒業写真を撮ってもらったことくらいしか記憶にありません(笑)

学校関連の行事というのはどうしても退屈なものが多いですよね。。。

そんな中、学生にとっては一生忘れられないものになるであろうスピーチが、近畿大学の卒業式にて行われました。

素晴らしいスピーチだと感じました。

「とても現実的なのに非常に夢がある」

動画を見終わった時の私の感想を一言で表すならこうなります。

今回はこの堀江氏のお話から私なりの解釈や感じたことを書かせて頂こうと思います。

普通の生活を送れる人はごく一部

堀江氏は冒頭から、学生たちに向けてショッキングとも言える言葉を放ちます。

ここでいう「普通の生活」とうのは、一つの会社に一生務め上げて、その途中で結婚して家族を持ち、家を買うといった、いわゆる日本における一般的な生活のことを指しています。

これたぶん、本当にショックを受けたのは卒業生よりもその保護者の人たちなんじゃないかなと思います。

少しでも安定した生活を送ってほしいと思うのが一般的な親心でしょうからね。

そしておそらくその理由として、

インターネットやスマートフォンの普及」を挙げています。

これにより社会の仕組み自体が大きく変わる、いや現在進行形でどんどん変わっている(変えられている)ということです。

当然といえば当然ですよね。

これらの普及によって今までの不可能が可能になったり、面倒だったものが簡単になったりしているわけですから、それにより社会が変わっていくのは当然です。

そもそも当たり前だということ、常識とされることというのはその時代によって変わってくるものであり(過去の歴史を見れば明らかですよね)、社会の変化と連動して変化してくるものだと思います。

加えて、上に挙げたような「普通の生活」というものはあくまで今までの日本の価値観の中での話だと思います。

もはやグローバル化という言葉が聞き飽きてしまうほど多方面で使われている世の中です。

インターネットにより世界中の人々の情報、考え方や文化などが共有されるわけです。

日本における「普通」の定義なんてものは簡単に崩れていくと思うんですね。

堀江氏の言わんとしていることとは違う可能性がありますが、そもそも「普通の生活」ってなんなんだという話になってくると思うわけです。

もし仮にこの「普通」の価値観を保持したいと思うならば、また鎖国でもやって日本人にとっての世界は日本しかないという状況にするしかないでしょうし、誰もそれは望まないと思います。

少し話が脱線してしまいましたね。(^_^;)

日本人であることの有利性、権威は既になくなりつつある

話の中盤から後半にかけて、堀江氏は卒業生達にむけて厳しい現実を突きつけます。

タイと北海道のマッサージ料金の差が小さいといった具体例や東南アジアの富裕層の話を挙げ、東南アジアの経済発展がすさまじいということ。

そして今までインフラの整っていなかった国にも基地局などが出来て、そうした国の人達も皆インターネットにアクセスして簡単に知識を得ることが出来るようになっていくということ。

正直ゾッとしましたね。

生きるだけならある程度適当に過ごしていてもなんとかなると思っている日本人。

生きること自体に必死でそのためにはどんな努力でもしてきた国の人達。

これらが全く同じ環境、条件下に置かれたら我々日本人はこの人たちと対等にやっていけるでしょうか。

私は全く自信がありません。

「権威はアテにならなくなる」と堀江氏は言います。

グローバル化が進むということは競争相手が世界中にいるということ。

今までのような保守的なやり方では到底太刀打ちなんか出来ないでしょう。

未来を悲観することはない

しかし堀江氏はそれでも「だからといって未来を悲観することはない」と述べます。

むしろ「未来には楽しいことしか無い」とまで言います。

未来の不安を持ったところで、誰も先のことなんて予想なんてできない。

老後のことなんて老後になってから考えれば良い。

そして同じように過去のことを振り返っても何一つ良いことなんてない。

堀江氏は未来を楽しくする具体的な方法として、「ただ目先のことだけに集中すること」と卒業生たちに提示します。

そして最後に、

未来を恐れず

過去に執着せず

今を生きろ

この言葉を卒業生たちに贈ってスピーチを締めくくります。

冒頭にも同じようなことを書きましたが、厳しい現実をしっかりと突きつけつつも、夢を見るということを忘れさせない素晴らしいスピーチだと感じました。

卒業生だけじゃなく様々な人達に当てはまる話だと思います。

むしろ卒業式だけじゃなくて全国ネットで流したほうが良いのではと。(Youtubeで見れますけどね)

余計なことを考えずにただ今やりたいこと、やるべきことに集中する。

自分もこうありたいものです。

今回の記事は堀江氏のスピーチを私なりに消化し解釈したものですので、若干本人の言わんとしていることとはズレが生じているかもしれません。

自分自身も感動しましたし、これは色々な人に見て頂きたいと思い、今回書かせていただきました。

ご精読ありがとうございました。

この記事を書いたライター

ラグオ
ラグオ
BlackMusicを中心とした音楽馬鹿。仕事は独学で始めたWebデザイナー。
樹クリエイションではガジェットやDTM関連、音楽関係の記事を執筆。
お笑いではツッコミに美学を感じるタイプ。

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