昔話風ボケてみた「人が鬼で、鬼が人だった頃」

昔、まだ日本が青森しかなかった頃、ある村に村人が絶対近づかない洞窟があった。

その洞窟の奥深くにある釣り具店には鬼を封印したといわれる言い伝えがあった。

そして鬼は百年ごとに復活し村を荒らしてしまうという。封印されてから調度百年が経とうとする頃、村人は鬼の伝説など忘れのんびり暮らしていた。

村長『おはよう諸君。』

諸君『おはよう諸君』

村長『今日も耕してね』

村人D『はい。鬼のことは忘れてのんびり暮らします!』

村長『では以上で6年生を送る会を終わります。前習え!』

村人B『前!』

村人B『やめ!』

こうやって始まったのがこの物語です

村一番のヤンチャ坊主ヨスケは毎日農業の手伝いをサボって相棒のデンスケと木登りや山登りやデンスケ登りをして遊び回っていた。

村人たちはそんなヨスケに呆れはて、山登りをしていた。

ヨスケ『行ってきまーす!』

母『こらヨスケ!まーたサボってどこいくの!ヨスケ!こらヨスケ!ヨス!』

ヨスケ『かあちゃんごめん!オイラいつか世界一の勇敢な男になりたいから農作業なんかする必要ないんだ!半袖が似合ってないよかあちゃん』

母『まったく!死んだおとーちゃんも天国で泣いてるわ!』

ヨスケ『とおちゃんは天国でブラを集めてるんだい!』

そう言い終えるとヨスケは一目散に駆け出した。そんないつもの光景に村人は呆れ果て山登りをしていた。

ヨスケ『はあ~やっぱ山だけがオイラの落ち着ける場所だなぁ。よーし今日もデンスケを呼ぼう』

デンスケとは村人から山の主として恐れられていた狼だが、ヨスケにだけは心を許していた

ヨスケは不思議と動物たちに好かれるのだ。好かれる野田

ヨスケ『おーいデンスケ~おいで!』

ヨスケがそう叫ぶとトンボに乗ったデンスケがトンボを食べながらやってきた。

こんにちは、この物語は「鬼」です

デンスケが他の狼と違うのは決定的に体が小さいことだ。この山の狼のボスの血筋はみんな体長が小さい。だいたいたばこの箱と同じ大きさだ。

デンスケ『ガウ!ガウガウ。』

ヨスケ『ははは!そうかそうかオイラに会いたかったか』

デンスケ『ガウーガガウガウ』

ヨスケ『え?それは間違ってるよデンスケ!根本的に方向性が違うよ!』

デンスケ『ガウ…ガーウガガガウガ』

ヨスケ『いやそこまで医療は発達してないだろ』

デンスケ『ガウ』

ヨスケ『そこまでいうなら引き受けるけど二時間で30万はもらうぜ?こっちも遊びじゃないから。』

デンスケ『ガーウ』

ヨスケ『甘えん坊だなデンスケは(^O^)そういえば去年お前がピックアップしたアーティスト全員脱税で捕まったな』

デンスケ『僕見る目ないのかなぁ』

ヨスケ『おっ。しゃべった。まあ落ち込むなよ狼!』

デンスケ『もちろん落ち込まないデン!』

ヨスケ『ガウガウ』

デンスケ『ガウっす!』

ヨスケ『今日はどこであそぼっかデンスケ?この辺の遊び場はほぼ行っちゃったからなぁ。もうカメにあげる甲羅もなくなってきたし…』

デンスケ『そうだねぇ。あっ僕の部下の狼が気になる話しをしてたよ!』

ヨスケ『なにぃ!どんな話しだい狼?』

デンスケ『この山の外れに険しい山と詳しい谷に囲まれた洞窟があるらしいんだけどなにやらその洞窟怪しいらしいんだ!鬼がでるとかでないとか』

ヨスケ『鬼だって!?鬼っていったら角生えてるんだろ!?角見たい!角みてぇわまぢ!ワクワクしてきた♪いくぞデンスケ!』

狼『そうと決まれば行こうか!』

aaa

こうしてヨスケとデンスケは洞窟へ向かった。それは、青森全体を揺るがす壮大な物語りの始まりであった。

※この物語はマジでフィクションです

ヨスケたちは暗い洞窟にたどり着きなんとか洞窟にたどり着いた。

途中で山賊やOL、薬品関係の業者等と握手をしたり靴脱げたり、いろんなハプニングがあったがなんとかたどり着いた。

ヨスケ『うわぁ洞窟だ!くそがぁ!てかデンスケ鬼いないよ?』

デンスケ『うーん奥にいるんじゃない?』

ヨスケ『そっか↓』

デンスケ『うん僕鼻良いからわかるけど奥から鬼の臭いするもん。』

ヨスケ『鬼の臭いわかんの!?』

狼『わかるよ!』

ヨスケ『わお!』

そして二人は複雑な迷宮を四苦八苦しながら奥深くまでたどり着いた。そこには小さな釣り具店がひっそりと佇んでいたので二人はルアーでも買おうかと中へ入った。

鬼でたよ

鬼『いらっしゃいませ』

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デンスケ『うわぁ!本当に鬼がいた!』

ヨスケ『角だ角!』

鬼『お客様、ここは静かな釣り具店で通ってるのでお静かにお願いします。他のお客様に迷惑なので』

ヨスケ『ごめん角。でも他の客いなくね?まあいいや。ねぇねぇなんで鬼のくせにこんなとこで釣り具屋なんてやってんの?』

デンスケ『まずいよヨスケその口の聞き方!』

鬼『じゃあまず私の自己紹介をしましょうか。私は鬼。赤鬼のピーさんです。

大昔父さんさんと一緒に村を荒し野を耕していました。

そんな私達を退治しようと村人の中の勇者が私達を封印しようとしましたが、父さんさんが命をかけて私を守り人間もろとも自爆した結果、私だけが生き残りました。

私は助かったものの、封印により百年がたつまでこの洞窟から出れなくなってしまったのです。そんでヒマだし銀行から金を借りてこの店をオープンさせました。』

ピーさんは鬼の形相で話した。

ヨスケ『ピーさんそんな話どーでもいーよ。つまらんよ』

デンスケ『ヨスケ相手は鬼だよ!そんな口の聞き方じゃ殺されちゃうぞ!』

ピーさん『おかしなことを言うね君は。鬼が人を襲ったり人を困らせるというのは人間が勝手に作った紙芝居さ。

僕も父さんも人間を怨んだことはない。父さんは人に迷惑をかける鬼にはなっちゃだめだぞピーさん!てよく言っていたものさ。

なのに人間は勝手に僕ら鬼をまるで鬼のように扱って悪者にしようとする。あの日も村を荒らしたけどちゃんと耕したのにさ』

ピーさんは鬼の形相で言った。

aaa

ヨスケ『ピーさん相変わらず話つまんないけどかわいそうな鬼ってことは分かったよ!オイラに任せな!』

ピーさん『任すって、何を?』

ヨスケ『ふふふ。鬼は察しが悪いなぁ。アホな人間達に鬼はいーやつだってとこをみせてピーさんの父親を殺したこと謝らせよう!』

ピーさん『本当かい!?人間にも、良い奴がいるんだ…』

ピーさんは鬼の形相で言った。

ヨスケ『そのかわり角ちょーだいね★』

ピーさん『角?』

ヨスケ『角』

ピーさん『あっ電話きたわ。もしもし坂田釣り具店です。はいはい?あー今鬼のように忙しいから後でかけ直すわ!』

ピーさんは鬼の形相で言った。

ヨスケ『ピーさんそれ言いたかっただけっしょ』

ピーさん『鬼。で、角が欲しいのかい?そうだなぁ私とある勝負をして君が勝ったらあげてもいいオニ』

ピーさんはカエルの形相で言った。

ヨスケ『はたしてその勝負とは!?』

ピーさん『もちろん、釣り対決!!』

ヨスケ『釣りって魚を釣る娯楽?いーよ勝負だ』

ピーさん『よし!じゃああっちに良い海があるからどっちがでかい魚をとるかで対決だ!』

数分後…

海に着いた

ヨスケ『海に着いたなぁ。オイラ釣りの経験はないけど釣りっていう言葉考えたのオイラだから負けられない。負けられないぞー』

そして釣り対決は始まった。

ピーさん『おっきたきた。こりゃでかい!これはカツオだな。まずわ私が一歩リード!』

ピーさんは鬼だ。

ヨスケ『ピーさんうっさいからさ、二人別々なとこでつって一時間たったら釣った魚もってここに集合して数と大きさで勝ち負け決めようよ!』

ピーさん『ナイスアイディア!』

そーゆーことになった。1時間後…

qqqq

釣り対決結果発表

ヨスケ『ピーさんおまたせ!どうだった?』

ピーさん『絶対勝ったね。カツオ6匹にマグロ5匹フグ12匹!凄い量だろ?』

ヨスケ『やるね~!でもオイラの勝ちだね!』

鬼『強がるじゃんか。じゃあ見せてみたまえ!』

ヨスケ『オイラは珍しいもの狙いだから。まず、オイラもカツオ!』

ピーさん『ほほう。でも随分小さなカツオだこと』

ヨスケ『まぁ大きさは小さいけどこのカツオの凄いとこは、ほら、オヒレのとこに時計がついてて、時間もわかるんだ。』

ピーさん『・・・ほんとだ。こんな魚ありえねーよ!カツオじゃねーだろもはや!』

ヨスケ『カツウォッチと名付けました。4時に目覚ましセットしときました。』

ピーさん『早起きしよーとしてもだめ!ノーカン!他は!?』

ヨスケ『次はイワシなんだけどね』

ピーさん『なんだよ、たかがイワシか。』

ヨスケ『いやいやこのイワシ凄いよ!ヒョウ柄なんです!』

ピーさん『凄い!けどありえねーよ魚として!』

ヨスケ『骨もフンも泣き声もヒョウ柄です。魚柄のヒョウなのかもしれんけど』

ピーさん『いーよどっちでも!次は!?』

ヨスケ『次はこちら、サッカーが超うまいヒラメ!』

ピーさん『ポジション気になるけどだめだよ!魚サッカーできねー!』

ヨスケ『欧州からもスカウトきてるのになー。じゃあこれは?サッカーはうまくないけどあだ名がジーコっていうマグロ!』

ピーさん『だめ!』

ヨスケ『海にいる時点で天ぷらになってるエビ!』

ピーさん『だめ!』

ヨスケ『魚みたいなリストバンド!』

ピーさん『だめ!』

ヨスケ『鳥!』

ピーさん『だめ!』

ヨスケ『週刊ポスト!』

ピーさん『だめ!』

ヨスケ『鬼!』

ピーさん『一番だめ!』

ヨスケ『ルアー!』

ピーさん『逆!』

ヨスケ『アナウンサー!』

ピーさん『海にいたんかい!』

ヨスケ『全くもう!なんだよ!ピーさんオイラが釣ったもの全部否定じゃん。鬼!』

ピーさん『お前釣りをなめてる!なんのエサを使ったらあんなもんが釣れんだよ!』

ヨスケ『だんごむし入りのだんごだよ』

ぴ『それカメラの写真を撮る、みたいなニュアンスだね!もういーよ角やるよ!話にならないから!』

ヨスケ『まじ!?まじで?よっしゃー!!つけよ!』

デンスケ出る幕なし

こうして鬼は人に、人は鬼になったとさ。

角のある怖そうな鬼より角のない人間のほうがよっぽど鬼ということをしらしめる物語り、完。

この記事を書いたライター

キーユ
キーユ死にかけの不死鳥
1985年生まれ。
ギャグ記事やWEB、音楽、ゲーム、育児などを書いています。
記事制作やレビューのご依頼お待ちしています!ツイッターかお問い合わせからお気軽にご連絡ください。
著書:新種発見!69匹の愉快な生き物図鑑

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