【2016夏フェス】「15歳まで服なんてほとんど着たことがなかった」リアルラッパー Unchain sorry独占インタビュー!前編【出演者】

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その日、観客達は奇跡と呼ばれるものに遭遇した。

ステージの中央で男が拳を突き上げると、朝から降り続いた雨がまるでその時を待っていたかのように止んだ。

会場に響き渡る、止まることのない「アンチェイン」コール。

4万人が、熱唱する名曲「Return my potato salad please(お願いします。私のポテトサラダを返してください。)

泣きながらプレイするバックDJ。

男の肩から片時も離れなかったオウムが飛び立つ。

誰かが言った。「New Beginning」

2015年8月30日。昨年のHANAUTAフェスの情景だ。

あの伝説の夏から1年。



彼はロサンゼルスから帰国後、その日のうちに我々のインタビューに駆けつけてくれた。

夜にはラジオの収録があるそうだ。このバイタリティーが、彼を伝説の創造者たらしめているのかもしれない。

男の名はUnchain Sorry。

※なお、このインタビューは、「口元の写真以外は撮らない」という条件で受けてもらった。

独占インタビューに応じてくれたUnchain Sorryの心意気を汲んで、口元以外の写真は掲載しないが、口元の表情だけでも彼の感情の動きは理解出来るはずである。

では、熱の篭ったインタビューをご覧頂こう。

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「HIPHOP は鳥の鳴き声と同じくらい、子供の頃から当たり前にある音だった。」

ーお久しぶりです。まずはアルバムのヒットとアメリカでのデビュー決定をお祝いさせてください。おめでとうございます。

Unchain sorry

ありがとう。

元々俺はAmericaで育ったんだ。だからその縁もあってAmericaでデビュー出来たことをほんとに嬉しく思ってるよ。

ーあなたがこうしてメディアに出てくるのは珍しいことですが、メディアとの距離感はやはり意識的に取っているのですか?

Unchain sorry

そのへんのアーティストと違ってsell outするのは嫌いなんだ。

一曲一曲リリックもトラックも練りに練って、納得のいく作品作りをしているからな。

ーストイックに曲作りをしているからこそ、安易なメディアミックスはしたくないと。

だからこそ、昨年のHANAUTAフェスのような伝説と呼ばれるライブにつながるんですね。

1年ぶりにあのステージに立つわけですが、やはりHANAUTAフェスは特別ですか?

Unchain sorry

もちろんさ。HANAUTAフェスは俺の中でも特別な存在であることは間違いない。

去年の最後にaudienceとみんなで歌った「Return my potato salada please」が全てを物語っているよ。

Respect  HANAUTA!Gyahahaha!(爆笑)

us5

↑昨年のフェスでの一体感を思い出したのか、子供のような表情を見せて喜ぶUnchain sorry

ーあのステージは、今でも語り草です。生で観れたことを光栄に思っています。

さて、先ほど話題に出たように、Unchain sorryさんはアメリカで育ったということですが、今回は折角ですのでアメリカ時代のお話を聞いてみたいと思います。

アメリカのどちらで育ったのですか?公式プロフィールにはアメリカとしか記載がありませんよね。

Unchain sorry

hahaha!(まだ爆笑中)

allright、allright!

アメリカの東のほうさ。NEWヨークの近くにあるOkenghtってとこだよ。周りはほとんどニガーばっかでghetto中のghettoさ。

15歳まで服なんてものはほとんど着たことなかったな。

その反動もあって、15歳以降は異常に服に執着したよ。

brotherたちと金集めてはVネックのTシャツを毎週買いに行くのが楽しくてね、今思い出すと苦笑いだな。

あんたたちからすると想像もできないと思うがそれが現実さ。

でも勘違いしないでくれよ、今はもうVネックじゃなくてNネックに変えたよ。(ハンドサインでNマークを作りながら)

さすがの俺もこの歳でVネックはキツイさ!

hahaha!(微笑)

us13

↑ハードなゲットー時代の話題になると、険しい表情をみせるUnchain sorry。生半可な生活ではなかったことが窺える。

―バリバリのゲットー育ちだったんですね。15歳まで服を着たことがないというお話は衝撃的ですね・・。

我々の日常からは想像できません。

Unchain sorry

そうだろ?日本で育ったやつにはわからないと思うがな。

まあ、色々な意味で今では良かったと思ってるから、それでどうのこうのはないけどね。(サングラスを窓の外に放り投げながら)

ーでは、ヒップホップとの出会いもアメリカ時代に?


Unchain sorry

Hip-Hopはガキの頃からそこら中で流れていた。

出会ったというよりは産まれた時からある音、つまりそのへんの鳥の鳴き声と変わらないぐらい当たり前の音だね、俺にとっては。(窓から外を見て、投げたサングラスを探しながら)

俺の居たghettoでは毎日7時になるとNasの曲が町中で一斉にかかるんだ。おかげでNasの歌は全部覚えちゃったよ!

hahaha!爆笑

それがHip-Hopとの出会いっていうんなら、出会いかもしれないな。

us5

↑HIPHOPについて語るとき、Unchain sorryはまるで子供のような表情になる。


後編ははこちら

【2016夏フェス】「MCバイソンは俺の音楽に影響を与えた」HIPHOPアーティストUnchainSorryインタビュー後編
前回に引き続き、HANAUTA FESに出演するラッパーUnchain Sorryのインタビューをお届けする。 ―目覚まし替わりに...

HANAUTAフェス特設ページ

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