樹齢3000年の大木とセミの声、川のせせらぎ。村田町の大自然に包まれる大人な夏休み【宮城観光スポット】

こんにちはキーユです！

この時期外に出ると夏休みを謳歌している子供達を見かけますよね。

元気な小僧達を見て「夏ですねぇ」と目を細める一方で内心嫉妬しています。

宿題に追われるがいい！最終日に泣きたくなればいい！ざまあみろ！俺の夏と交換してください！

すみません取り乱しました。羨ましいんです、夏休み。

でも思い返すと夏休みが終わる時、楽しいことは永遠に続かないという切ない真理を学びましたよね。

そして大人になると、夏休みなんてあってないようなもんだなというウンコ真理を学びますよね。

大人は体力も無いし、30度を超えると仕事にならないし、大人こそ夏にたくさん休むべきだと思いますけど！（←誰に言ってんだ）

大人だって休みたーーい！

今回はそんな方に向けて落ち着いて楽しめる大人の夏休みをプレゼンしたいと思います。

向かう先は、みちのくの小京都と呼ばれる風情と自然のまち、村田町です。

あの頃の日本に会いに行こう！風景に癒されて涼しくなる、村田町の夏

宮城県に多々ある観光地のなかでもあまり名前が挙がらない村田町。（失礼）

僕も宮城で育ったというのに村田町のことを全然知りませんでした。

しかしいざ行ってみると素晴らしいまちだったのです。

村田町の魅力① 風景

村田町にあるのは唯一無二の景色ではありません。

でもどこか懐かしい、心のなかの原風景のような古き良き田舎がここにはあります。

真っ青な空とのコントラストに、癒されること間違いなしです。

村田町の魅力② みちのく小京都の街並み

村田はみちのくの小京都という異名があるように、昔ながらの景観を大事にしている町です。

たくさんの蔵が現存しており、20代30代がなかなか知ることの出来ない「あのころの日本」がこの街には残っています。

 

 

村田町の魅力③ 白鳥神社にそびえる樹齢3000年、天然記念物の大ケヤキ

村田に行く機会があったら是非おすすめしたい観光スポットが白鳥神社です。

言い伝えでは卑弥呼が登場するよりもはるか昔、西暦123年から存在する神社なのだそうです。まじでー！？

綺麗な小川に架かる橋を渡ると・・・。

立派な鳥居と木々がお出迎え。

そしてこちらの神社には大木がそびえ立っているんです。

なんとこの大ケヤキ、樹齢は推定3000年だそうです。

3000年ってことは、紀元前1000年から生きているわけですよね。気が遠くなるとはこのことです。

ちなみに紀元前１千年に起こった主な出来事を羅列していきますと、

• 旧約聖書が成立
• マヤ文明が始まる
• 航海術の発達で陸戦だけでなく海戦も行われるようになる
• ガンジス川にアーリア人が進出、バラモン教が成立する
• 統一イスラエル王国の首都がエルサレムに遍都
• 水稲耕作による稲作の技術をもつ集団が列島外から北部九州に移住することによって弥生時代が始まる
• インドでカースト制度ができる

昔すぎてピンとこないくらい昔でした。

縄文時代と弥生時代の境目の時代から生き続けているなんて超ロマンですよね。

３０００年の間に人類の築いた数多の文明が栄え滅びていきましたが、大ケヤキパイセンは時代を超えてここにいます。

それはそうと、不思議だったのが大木に空いた大きな空洞。

根元にもぽっかりと穴が。ちょっとした洞窟になっています。

もっと奥まで覗いてみたいけど、ヘビとか怖いのでやめました。なんなんでしょう、この謎の空洞は。

また、ケヤキだけでなく周囲の木々も立派な佇まいです。

 ケヤキパイセンと争うように天へ伸びるイチョウパイセンもいました。

BGMは会話が聞こえづらいほどの大音量で鳴くセミの声。

地面にはたくさんの抜け殻や死骸が転がってました。かわいいな、抜け殻。

やっぱり自然は壮大でワクワクします！この日は34度とかありましたがちょっと涼しくなれました。

てなわけで、そろそろ帰りましょう。

海もフェスもキャンプもいいけど、村田町に日帰りしてちょっとまったりした夏を過ごすのはいかがでしょう？