営業に向いていない人が成果を出すコツ、誰でも使える10の心得を営業歴10年のダメ人間が考えた

時をかけるセールスマン、キーユです。

今回は営業という仕事について。

この記事を読んで下さっているのは「営業 向いてない」などで検索してこのページに辿り着いた方かと思います。

営業職の方で「営業に向いていないな」と感じていたり、上司や同僚から「営業に不向きだよ」と指摘を受けた人、もしくはこれから営業職への転職、就職を検討しているけれど向いているか不安な人。

そんな方達に向けて、営業が向いていなくても結果を残す方法をお伝えできればと思います。

もしも悩んでいる人がいらっしゃったら、少しでも仕事や人生が好転するお手伝いができれば幸いです。

営業が不向きだと感じても成績を上げる方法

僕は2つの会社で営業を経験したのち、友人と起業した現在も営業の仕事をしています。

営業が向いてないなと思ったことは沢山ありますし、今でも向いているとは思いません。
それどころか本性はだらしないダメ人間でして、社会人レベルはかなり低いという自覚もあります。

そんな僕でもどうにか営業としてやってこれました。クズの割には結果も出てくれました。

ですので、営業に向いていなくても成果は出せるものだと確信しています。
向いていないというセリフはプライドを保つために自己防衛本能が作り出した召喚獣みたいなものです。

そもそも営業に向いていないというのはどういうことでしょう?

営業が向いていない、そのワケは?

僕は以下の2つに大別されると思っています。

1. 社交性の欠如

人見知り、内向的。愛想が悪い。付き合いが面倒。口下手。共感力が足りない。人間が嫌い。
このような、人間関係スキルが欠けていると感じてしまい、社交性を必要とする営業職に向いていないのでは・・。

2. モチベーションが保てない

やる気が出ない、続かない。毎日が繰り返しに感じてつまらない。ノルマや成績順位で競争心を煽ること自体くだらない。
このような一般的な営業職の評価システムに性格が合わないので、営業は向いていないんじゃないか・・。

大体の要因はこの2つに入るはずです。

なぜ向いていないと思うに至ったのか、根拠が分かっていればあとは対策を練るだけです!

「社交性がなくても成果を出す方法」と「モチベーションを保つコツ」に分けて考えて見ましょう。

対人関係が苦手でも営業で結果を残す方法

1. 不安や劣等感を無視する

不安や恐怖は集中力を阻害するといいます。
自分なりに高いパフォーマンスで仕事をするためにも、まずは不安を無視してみましょう。

また、出来る人と比べて劣等感を感じることもありますが、劣等感がその人との差を埋めてくれることはないので、無視しちゃっていいと思います。

無視するのが難しければ”「不安を感じている自分」を客観的に見ている自分”を意識して作り出すと、不安に囚われることも減るはずです。

2. 記憶する。記録する。

この記事で伝えたいことの中で、最も大事だと思うことが「記憶」と「記録」です。

人は誰かに覚えてもらうと好意を感じるものです。

皆さんも知人や友人に「あの時こんなこと話してたよね」と言われて、よくそんなこと覚えていてくれたなと嬉しくなったことがあるはずです。

「こちらに興味を持っているのだな」と感じて貰うことは最も簡単に好印象を持って貰える方法だと思います。

ですから、面談の際に言っていたこと、話題に出たお店や商品、身につけていたものなどを覚えておくクセをつけておくと次回訪問時の話題のネタになります。

当然、一日何人もと会うので覚えきれないという人もいるでしょう。記憶が間に合わない分は記録すればいいのです。

メモでもスマホアプリでもいいので会った日と話した内容をざっくり記録しておいて、次回訪問前チェックするとそれだけで相手からの印象は変わるはずです。

3. お土産を持っていく

これは文字通りのお土産でもいいのですが、ここでいうお土産は「話のお土産」です。
2の記憶とも繋がってくるところですが、前回面談時にクライアントが知りたがっていたことや欲しがっていた情報を調べて持参します。
印象も上がるでしょうし、何より話のネタになりますね。次回を見越して何か宿題をもらっておくクセを付けると面談が楽になります。

4. 相槌に命を懸ける

口下手で話題を作り出すのが苦手という人におすすめなのが相槌作戦です。
相手方に喋ってもらってこちらは気持ちいい相槌を挟んでいくという単純な作戦です。
話を聞いて貰うと気持ちがよくなるものです。意外と聞き上手という印象を持ってもらえるかもしれません。

「そうなんですね〜!」に繋げて簡単な質問を繋げていくとリズムよく喋ってもらえると思います。

時にはそんな作戦に対し「ただのイエスマンだ」という声もあるかもしれませんが「君こそただのノーマンだ!」と言い返しましょう。
重要なのは結果です。

5. 自分と似ている顧客を狙い撃つ

例えば人見知りや内気というのはネガティブな性格にとられがちですが、お客さんの中にもそんな性格の人はいるはずです。
人見知りは人見知りを知るといいますか、タイプが似ているからこそ相手のことを理解できる場合もあります。
自分と性格やタイプが似ていると思った顧客に対して熱心に営業してみるのも一つの戦略です。

6.資料に喋らせる

口下手で、話をロジカルに組み立てるのが苦手という人もいますよね。僕はこのタイプです。
一見営業としては致命的かに思えます。

しかし、見やすい資料や伝わりやすいプレゼン資料を作ることができればどうでしょう。

資料作りは訓練と勉強で上手くなりますので、あまりセンスは要りません。

苦手とすることは資料に代弁させればいいのです。

7. 営業以外の人たちを敬い大切にする

商談が進むと、営業畑だけでなく技術職など様々な部署との連携が必要となりますが、仕事のできる別部署の人からサポートを受けることで、実力以上の仕事ができます。

常日頃から他部署の人にも謙虚な姿勢で接して尊敬していると「こいつのために一肌脱ぐか」という気持ちを持ってくれるはずです。

モチベーションを上げて保つための3つの心得

1. とにかく動く

モチベーションが上がらない。やる気が出ない日というのは誰しもあるはずです。

だらっとした気持ちを鼓舞するには、考えるより動くのが一番てき面です。

面倒だけど2軒、3軒と外回りをすると徐々にやる気が出てくることがあるはずです。

2. 種を蒔くという意識を持つ

モチベーションが上がらない要因の一つに「営業活動が繰り返しに感じる」というものがあります。
毎日同じような活動をしていると退屈さを感じますよね。しかも営業は結果がすぐに出ないものです。

ここで大事なのは未来から逆算することだと思います。

今しているこの作業は、運命を少しだけ変える作業だ」という意識を持つと多少モチベーションもアップするはずです。

種を蒔かなければ花は咲きません。

ですから「ここで行動しないとたどり着かない未来がある」なんて大げさに考えてもいいと思います。

3. 向上心のある同僚と話す

どこにでも「すごいやつ」っていますよね。

持って生まれた人誑しの才能と類い稀な向上心で出征街道を突き進むような、こちらからするとモンスターみたいな同僚。

そんな人に対しては素直に負けを認めて尊敬してしまうと楽になれます。

そしてそんな人と仲良くなって、極意を盗んで、刺激をもらいましょう。

なんだか自分もやる気が出てくる気がしてくるはずです。

4. どうしてもやる気が出ないときはサボる

何を試してもどう考えてもやる気が出ない。そんな時もあるでしょう。
潔くサボって海に行き、映画を見て、お菓子を食べましょう。
リフレッシュが結果に繋がるならそれも仕事です。

5. 思い切って業界を変える

業界を変えるだけで世界は劇的に変わります。

転職をしていると新たな才能に気付けたり、より実力を発揮できるようになるかもしれません。

僕はディベロッパーから医療業界へ転職しましたが、業界を変えただけで全てが目に見えて好転しました。

営業の向き不向きはなくても、業界の向き不向きはあると思います。

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この記事を書いたライター

キーユ
キーユ死にかけの不死鳥
1985年生まれ。
ギャグ記事やWEB、音楽、ゲーム、育児などを書いています。
記事制作やレビューのご依頼お待ちしています!ツイッターかお問い合わせからお気軽にご連絡ください。
著書:新種発見!69匹の愉快な生き物図鑑

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