パルパリーノの生態
“雷鳴のペニッサーファントム” “母性のピッグ・ママ” “ 終焉のゾ”と並び“虹雛のパルパリーノ”の異名を欲しいままにする四天王の一角。
その魔力は四天王でも最強と謳われる。
貧しかった幼少期
元々出身は豆であり、純真な心と豆懐っこい笑顔で周囲の豆々を和ませる豆少年であったと当時の伝記に幼少期が記されている。
明る<歌う鳥たちが大好きだった豆彦は、貧困にもめげず、将来は鳥使いになりたいと隣豆(となりまめ)に漏らしていたという。
鳩との確執、そして挫折・・・
12歳で故郷を飛び出して大手鳥使い事務所の門を叩くも、当時豆が鳥を扱うことなど許されず、落選するどころか何度もエサにされかけた経験がある。
事務所にいた鳩は鳩が豆鉄砲をくらったような顔をした後、「鳩って豆腐好きなのしってます?(笑)」と酷い言葉を投げつけた。
それでも豆彦は諦めなかった。
「努力は必ず報われる」という座右の銘だけを信じて・・・。しかし、飼っていたどんなセリフも覚えてしまう最愛のオウム「トティ」がこの「努力は必ず報われる」というセリフのみ全く覚えられなかった。
これには、豆彦の純真無垢ながら逗しいハートもバラバラに、そしてマメマメになってしまった。
そして2分30秒のCMを挟んだ後、脅威のひねくれ魔術師「パルパリーノ」が誕生したのだ。
ついに鳥使いになったパルパリーノ
パルパリーノはすぐに誰も触れることの出来ない虹色の壁を作り、中で雛を育てる便利グッズを揃えて念願の鳥使いデピュを果たした。
パルパリーノは鳥達のチーフマネージャー (チーマネ)となり、世界中の出来事の報告を義務付ける事でピッグ・ママに並ぶ情報網を手に入れた。
そして有り余る魔力をその屈折した悪意のために使いまくった。パルパリーノの誕生以来、全ての占いは当たらなくなり、物が擦れると摩擦熱が発生するようになり、売り言葉に対し買い言葉が登場した。
そして鳩は、平和の象徴などと言われながら人間の近くで暮らす羽目になった。
ちなみに、人は畏敬の念と恐怖を込めて彼をパルパリーノ(またはパルパリ)と呼ぶが、生物学的には豆である。