どうも。お久しぶりです。
樹クリエイションがリニューアルしたので、モチベーションもアップ!
しばらくサボっていたので久しぶりにブログ書いてみます。
この記事の目次
音楽はプロデューサーで辿ると面白い
皆さんは新しい音楽を探す時はどうやって探していますか?
今だったらYoutubeや音楽ストリーミングサービスがあるので、お気に入りの音楽を見つけることは過去に比べてかなり楽になったと思います。
ただそれでも、自分が求めている音の手がかりはあったほうが探しやすいですよね。
そこでオススメなのが「プロデューサー」で探すという方法です。
特にHIPHOPやR&Bといったブラックミュージックを探す時に有効だと思っています。
ジャズだったらレーベルで探すという声をよく聴きますよね。
バンドスタイルがメインのロックやジャズとは違い、HIPHOPやR&Bのアーティストは自分で曲(というかトラック部分)を構成出来ない人が多いので、提供されたトラックに曲の雰囲気が左右される部分が大きいと自分は考えています。
なので、「この曲やべー!もっとこういうの無いかな?」という時は、同じアーティストで探すよりも、その曲のプロデューサー(HIPHOPやR&Bでは、トラックメイカーがそのままプロデューサーとされるパターンが多い)が関わっている他の作品をチェックしてみると、求めていた音楽にたどり着けることが多いです。
オススメのトラックメイカー
てなわけで、完全に個人的な主観でお気に入りのプロデューサー(トラックメイカー)達を紹介していようと思います。
主にHIPHOPやR&Bでよく見る人が多いです。
DJ Premier
はい。知ってる人からすれば言わずもがなって感じだと思いますがこの人は外せないです。
故人となってしまったラッパーGuruと二人でGANGSTARというグループで活動していたDJ PREMIERですが、グループ以外のラッパーのプロデュースワークでの認知度が高いと思います。
「プレミアと曲を作ったラッパーは5割増しで格好良く聴こえる」
と言っても過言ではないほど、この人の曲ではラッパーがかなりイケイケになります。
サンプリングした音素材を分割してMPCで叩く「チョップ&フリップ」という手法で曲を作ることを世に知らしめた第一人者でもあります。
イントロやフックに必ずと言ってよいほどスクラッチが入るので、初めて聴いた曲でも「あ、プレミアっぽいな」と分かっちゃうくらい自己主張が強いトラックメイカーというイメージもあります笑
有名な曲としては、ナイキの何周年記念とかで(忘れてしまった)制作された、RakimやKRS One、Nasといった無敵なメンツのこの曲とか
Nasの中でも個人的に一番好きなこの曲とか
termanologyなんかは完全にプレミアで探していた時に知ったなぁ。。。
最近だとRoyce da 5’9″と「PRhyme」というユニットを組んで出してましたね。去年辺りに。
ベテランの風格が漂う二人です!
J Dilla
これも今更って感じですね。知ってる人からすれば当たり前のレジェンド。
2006年に惜しくも病気で亡くなってしまいましたが、彼の死後も未発表の音源が発表され続けたり、J Dillaワークのミックスが色々なDJの手によってミックスされるなど、今でもシーンに影響を与えています。
J Dillaが作るビートは黒くて荒削りな感じととともに、洗練されている印象も受けます。自分はJ Dillaはラップ抜きのインストでも全然聴けます。なんか音だけでドラマティック?なんですよね。ストーリーがあるというか、音だけで作品として成立してる感じ。
j dillaの曲はYoutubeで検索すれば本人の曲はもちろん、j dillaの曲をミックスしたものもたくさん上がっています。
STATIK SELEKTAH
割りと最近ですとこのSTATIK SELEKTAHが個人的にオススメ!
ネタのチョップの仕方やスクラッチの入れ方など、先ほど紹介したPREMIERの影響を受けているのかな?と感じさせるトラックを作ります。
それだけだとPREMIERのパクリかって印象を受けると思いますが、それだけでなく彼ならではのオリジナリティももちろんあります。今っぽさがプラスされた感じというか。
「PREMIER好きなんだけど、最近のプロデューサーの曲はなんか好きじゃない!」
という人にはオススメです。
記事を書きながら聴いてますが、そういえば彼の曲にも必ず「スタティックセレクタぁ♪」という声が入ります。自己主張が強いところもPREMIER譲り笑
日本人ラッパーであるANARCHYに楽曲を提供したりもしています。
これも名曲!
ちなみにmass appealのRhythm Rouletteという番組で、このトラックを作っているところを見ることが出来ます。ネタの使い方が素晴らしい!
Apollo Brown
90年代の空気感が好きで、アングラな音がほしいならApollo Brownがオススメです。
結構前から活動しているみたいですが、自分は最近知りました。
過去にO.Cとともに出したアルバムが有名なようですが、「Ugly Heroes」というグループ名義で出したアルバムが個人的にツボです。
このアングラ感がたまらないですね!
日本のトラックメーカーならば・・・
外人さんばかりなので日本人のプロデューサーもいくつか紹介しておきます。
日本人の特性なのか、繊細な作りをする人が多い気がします。
その中でも個人的な流行りものをチョイスしてみます。
Olive Oil
福岡を拠点として活動しているOlive Oil。
上ネタ(ドラム、ベース以外のメロディ部分)の使い方がかなり好きです。素敵なトラックを作るプロデューサーです!
所属するOIL WORKSはラッパーだけでなく、グラフィティアーティストも所属していて、そのあたりがPVのアート要素等に反映されています。
特殊な映像技術でも使っているのか、視覚的にも楽しめるものが多いです。
BudaMunk
ザ・ジャパニーズアンダーグラウンドサウンド!!
煙たいトラックでラッパーを黒く演出してくれます。
DOWN NORTH CAMP周辺アーティストを中心としたプロデュース参加が多く、自分の中では池袋周辺の人ってイメージが強いです。なぜか笑
完全に個人的な主観&思いつくままに紹介してしまったのでなかなか偏った内容となってしまいました。
もちろん他にも素晴らしいプロデューサーはたくさんいますし、本職がDJであることが多いので、トラックよりもDJプレイやミックスでぶちかましてくれる人もたくさんいます。
歌い手だけでなく自分のお気に入りのプロデューサーを見つけておけば、曲探しのアンテナも広がると思うので、やってなかった方はぜひ試してみてください。
あなたの音楽ライフがより充実することを願って・・・\(^o^)/