DEV LARGE(デブラージ)氏がわたしたちに残してくれたもの

先日の5月4日、Japanese HIPHOPシーンの立役者の一人でもあるDEV LARGE(デヴラージ)氏がお亡くなりになりました。

BUDDAH BRANDのメンバーとして活躍し、それが活動停止した後もラッパーとして、DJとして、はたまたHIPHOPの枠にとどまらず様々な作品を世に残し続け、その類まれなる楽曲センスと一本筋の通ったアティテュードはその後のHIPHOPシーンに多大なる影響を与えてきました。

彼の追悼イベントとして先日も「D.L PRESENTS HUSTLERS CONVENTION NIGHT」が開催され、まるでさんぴんキャンプの再来を思わせるような豪華なメンバーが集結し、彼の死を惜しみました。

このイベントに限らず、これまでの彼の大きすぎる功績を称えるかのように、彼の過去に出演した映像や音声などが様々な人の手によってアップされています。

今回はそうした映像などをご紹介します。

DEV LARGEの功績や生き方を感じることの出来る貴重な映像や音声

日本のHIPHOPの創世記とも言える90年代にTV番組に出演した映像

当時の日本社会に感じる違和感を語り、それをHIPHOPでなんとか出来ないかと本気で考えているように感じます。ところでNIPPS先生は欠席なんでしょうか?笑

簡単な解説とともに実際にHIPHOPとはなんなのかをパフォーマンスしてくれています。フリースタイルかっこよすぎ!!

ラジオ番組にDJとして出演した時の音声

そしてDEV LARGEは表現者としてだけではなく、常に音楽の新しい聴き方を提案してくれていた存在でもありました。

極上の和物MIXを聴かせてくれます。

日本にこんな曲があったのかとド肝を抜かれますね。「あなた〜♪一人でイカないで〜♪♪」

ラッパーとしてのスキルは当然、なによりすごいのはその存在感

2000年B-BOY PARKでのライブ映像。

はい。問答無用でカッコ良すぎますね。

こう吠えるようにラップするのって結構難しい部類に入ると思うんですけど、野外のライブでここまで聴かせるあたりにスキルの高さを感じます。

価値観の押し付けではなく、自身で思考することの大切さを教えてくれる存在

この曲はもはや自分の中ではクラシックです。ヘッズでこの曲を知らない人はいないでしょう。

昔に聴いた時も、時を経て再度聴いた時でも、新たな気付きを与えてくれる名曲です。

R.I.P D.L

この記事を書いたライター

ラグオ
ラグオ
BlackMusicを中心とした音楽馬鹿。仕事は独学で始めたWebデザイナー。
樹クリエイションではガジェットやDTM関連、音楽関係の記事を執筆。
お笑いではツッコミに美学を感じるタイプ。

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