ラッパーNORIKIYOの経歴、PVや名曲、ZEEBRAとの確執などまとめ

ついに来ます!2015年で一番ヤバいであろう日本のHIPHOPライブDVDが!

NORIKIYO / 花水木 Tour Final at LIQUIDROOMが3月25日にDVD化され発売されることに先駆けて「Back Stage Pass」と題された舞台裏密着動画がYoutubeに公開されました!

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舞台裏の映像だけでも期待感膨らみまくりなワケですが、この作品が何故ヤバそうなのか、NORIKIYOの経歴やPVと共にまとめてみたいと思います。

2015年日本HIPHOPシーンのオールスターが集結!NORIKIYO 花水木ツアーFinal

NORIKIYOといえばSEEDA主催の日本一売れたミックスCD「コンクリートグリーン」でキレのあるフロウと叙情的な歌詞が注目を集め、コンクリートグリーンのムーヴメントに呼応してセンセーショナルにシーンを席巻したラッパーです。

自身をクズと自称し、やさぐれた生活や先の見えない不安をかき消すように勢いよくストリートからの目線でラップするスタイルは当時の日本の暗いムードにマッチし、うだつの上がらない現状からの成功を誓った「Do My Thing」や伝説的な名曲「2FACE feat.BES」などを収録したファーストアルバム「EXIT」は雑誌等の年間ベストアルバムを総ナメにしました。

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その後もアルバムをするたびに話題を呼び、多くの客演や所属するSDJUNKSTAでの活動などによってプロップスを獲得していきます。

そして「Beats&Rhyme」でMACCHO、般若、DABOといったビッグネームと共演するなど名実共にトップMCに数えられるようになります。

しかしNORIKIYOが日本一といえるプロップスを得たのはここ1年の活動によるものであると思います。

ZEEBRAへのDISによって世代交代を告げる

2013年12月に発売した4thアルバム「花水木」は名盤と名高く21曲もの曲数を擁しながらテーマはバラエティーに富み、表現の幅の広さを見せつけました。

なかでもZEEBRAへのDISソング「GO HOME」が話題を呼びます。

日本語ラップ界の重鎮であるZEEBRAの姿勢を痛烈に批判したこの曲を歯切りに、NORIKIYOは知名度に胡座をかいてリリースも無いような大御所ラッパー達の姿勢を問う楽曲を何曲か発表していきます。

そして同時に、花水木で歌われた歌詞の内容を有言実行していくことで「志」を提示してフォロワーを拡大させていきました。

少なくとも僕はそこに、HIOHOPを大きくしていくという役目が先人達からNORIKIYOへと世代交代したというムードを感じました。

ちなみにこの花水木というアルバムはディスソング以外にも名曲が揃っている傑作です!

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1年にアルバム4枚!脅威のリリーススピード

そしてNORIKIYOは花水木から僅か1年の間に3枚のフルアルバムと1枚のリミックスアルバムをリリースします。

「仕事しよう」でラップしたことを脅威的なペースでのリリースラッシュという形で示したワケですね。

研ぎ澄まされていくリリック

元々言い回しや言葉遊びに長けていましたが、5thアルバム「雲と泥と手」ではより研ぎ澄まされて誰の追随も許さない獣道へと入っていった印象を受けます。

ゴシップ性や茶化すノリも忘れない

もう一つの魅力である悪ガキのノリも音楽に昇華させます。

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30代でも聴けるHIPHOP

最新アルバムの「如雨露」はこれまでと全く趣の違う大人の色気が漂う作品となっておりHIPHOPに詳しくなくても世代を問わず共感出来るはずです。

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他のアーティストからも集まるプロップス

花水木ツアーに参加したアーティストは般若、漢、AKLO、韻踏合組合、サイプレス上野、PUNPEE、SALU、SHINGO★西成 、田我流、OJIBAH,、BRON-K 、WAX、ヨッテルブッテル。

現行シーンのオールスターのような豪華な面々ですが、これだけの面子が一同に介すという事実だけでもNORIKIYOのシーンでの立ち位置を表しているように思います。

と、このように今回は不良青年が小さな成功を積み重ねて大舞台に辿り着くサクセスストーリーを早足で紹介してみました。

DVDにはこれまでの集大成と未来への志が詰まっていることと思います。

早く25日にならないかとワクワクが止まりません!

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この記事を書いたライター

キーユ
キーユ死にかけの不死鳥
1985年生まれ。
ギャグ記事やWEB、音楽、ゲーム、育児などを書いています。
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著書:新種発見!69匹の愉快な生き物図鑑

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