理容師、美容師歴10年のスタイリストが語る都会と地方の床屋の接客の仕方の違い 地方編

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「何度言っても絶対離さない弟」の弟、ジュイダです。

前回は都会と地方の床屋での接客についての都会編を書きましたが、今回は地方編を書きたいと思います。最初に言っておきますが、地方の床屋経験は都会の床屋より少ないので確実性に欠ける部分もありますが、

素直に感じたことをまとめてみたので参考になれば幸いです。

地方のお客様層と接客の重要ポイント

仙台

僕は東京の新橋というところで7年くらい床屋に従事した後実家のある仙台に戻りました。

仙台は東北の中では一番栄えていて、駅周辺は東京と遜色ないくらいビルやオシャレなショップが立ち並んでいます。

しかし、車で20分も走れば辺りは山の風景に変わるのです。これは仙台だけではなく、地方ではごく普通のことだと思います。東京という場所は仙台駅周辺が何個も点在している感じなのでしょう。だから全体的に都会感を感じそこで暮らす人々も

「自分は日本一オシャレで時代の最先端の東京に住んでいる。俺もその一人カニ」

そう感じている方も少なくないのではないでしょうか。そんな毎日忙しい中オシャレに氣をつかっている人が多い東京と、地方とでは床屋の在り方が少し変わってきます。

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地方のお客様層

オシャレ

僕は決して地方はオシャレじゃないと言っているのではありません。若者から中年層の絶対数の割合が東京のほうが高いからです。その分もちろんおしゃんてぃーな人の割合も高いはずです。

それに比べて地方はおしゃんてぃーな方が少ないうえにその少ない人達は美容室に行く傾向があると僕は思っています。

では地方の床屋はどう稼いでいるのか。

地方の床屋は若者ももちろん来店しますが、比較的ご年配の方や、昔からの常連様などが中心なのではないでしょうか。

全部が全部そうとは言えませんが地方の昔ながらの床屋の特徴とも言えると思います。

床屋に求めるもの

そんな常連様やご年配の方たちが床屋をどういうものと捉えているのでしょうか。

都会のサラリーマンと違い、時間に追われている感はあまり感じません。僕は前のお店でお客様に「お急ぎではないでしょうか?」と必ず聞くようにしていました。

その癖が今でも抜けず聞いてしまうのですが、「時間がない」と答えた方は今のところ一人もいません。

時間がない中床屋に来る人は都会に比べるとめっきり少ないのです。逆に施術が終わってもお店のソファに座りタバコを吸ったりテレビを見たりとゆっくりする方が多いのです。

そんなお客様に、素早い段取りなどはあまり必要とは言えないでしょう。

僕なりに考えた結果、

・近所の情報収集

・店主に会いに来る

・暇つぶし

・いつも通りのヘアースタイル

この辺りが地方のお客様が床屋に求めるものではないでしょうか。

接客の仕方

床屋に求めるものがわかると接客の仕方もわかってきます。

まず丁寧すぎる言葉使いは壁を作ってしまいがちなのでオススメではありません。

あとはその地方のグルメやショッピングをするお店をチェックしておくことが大事になるでしょう。お互いにオススメのお店などの情報交換をすることで距離が縮まりやすくなります。

休日などを利用し街を散策し、情報収集に努めると良いでしょう。

パチスロ

あとはパチンコやスロットの会話。これはお金もかかり好き嫌いが結構あるとは思いますが床屋に来るお客様は好きな方が割りと多いものです。

僕はパチスロは一切やらないのですがパチスロ好きな方を接客する時に「ちょっとぐらいやっておけばよかったかな」と思うことが多々あります。この話題から入れるとグッと距離が縮まるでしょう。

これから床屋がしていったほうがいいこと

上記のことを求めているお客様は先程も言いましたが、比較的年齢が高いお客様が多いです。そして、そのお客様をずっと施術してきた店主も決して若いとは言えないでしょう。

ということはそのお店を継ぐ人や、これから独立して床屋で食っていくぞ!

なんて方はどうすればお客様を呼ぶことが出来るのでしょうか?

その答えは僕もまだ模索中なのですが、一つだけこうしたほうがいいということを書いておきます。

美容室では味わえない床屋の特徴を最大限表に出す

顔剃り

床屋と美容室の違いを一言で言うと「顔そりがあるかないか」ではないでしょうか。

美容師は法律上顔そりは出来ません。(眉毛などの多少の剃りはOK)

その美容師に出来ない顔剃りや、床屋独特のイスでのヘッドスパなど、床屋でしか味わえないところを今よりももっと宣伝し、技術の向上を含めての新メニューなども取り入れたりしていかないと生き延びることは難しいでしょう。

床屋の全盛期は終わったという人も居ますが、やり方を色々変化させ新しい床屋を世に発信できたら美容室に逃げたお客様を取り戻すことも可能だと思います。

常に奢らず、お客様目線で日々チャレンジすれば必ず床屋は繁盛すると思います。

独立する人を心から応援しています。ご精読ありがとうございます。

この記事を書いた人

ジュイダ
1986年生まれ。仙台市出身・在住。
あらゆるボケを担当。
趣味:高島礼子とほぼ同じ
特技:二足歩行
あだ名:フランク
病名:大腸むきだし、若年性かかと落とし
好きな子のタイプ:ややおっとり
好きなこがタイプ:はい
好きな子も一応タイプ:はい
タイプが好きな子?:いいえ
尊敬するひと:松本人志・渡部篤郎・
好きな作品:スワロウテイル・おやすみプンプン・ホムンクルス
著書:新種発見!69匹の愉快な生き物図鑑
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