競馬大好きキーユです。
今年のダービーは混戦模様ですよね。
昨年のようにスター性話題性のあるタレントが豊富な世代とは違いますが、派手さは無くとも能力のある馬が揃っている世代という印象です。
デムーロ、武豊騎手らも「今年はレベルが高い」と評価していますね。
1番人気はおそらくアドミラブル。続いて皐月賞馬アルアイン、2着のペルシアンナイトの順になるでしょう。
そして皐月賞よりダービー狙いのローテーションのレイデオロやスワーブリチャードがそれに続く感じでしょうか。
個人的に最有力はアドミラブルだと思っています。
では、穴馬の台頭はあるでしょうか。僕は十分にあり得ると思っています。
混戦の時ほど安心感を求めるという心理が働くので「安心材料」が明確な4〜5頭に人気は分散されるはずです。
そして「点数を絞りたい」という願望から、不安要素がある馬は検討対象から排除されがちです。
すると実力的に人気上位馬と力差が少ないのに不当に人気を落とす馬が出てくるので、そこが狙い目になります。
そして今回最も人気の盲点となりそうなのがダンビュライトです!
この記事の目次
ダンビュライトが日本ダービーの穴馬として魅力的な理由
では、まず歴代のダービーで穴をあけた馬たちを振り返ってみましょう。
日本ダービー歴代穴馬の枠順、上がり、血統(過去10年)
2015年5番人気2着 サトノラーゼン
1枠1番
道中順位8-9-9-7
上がり3ハロン 34.2(5位)
血統:ディープインパクト×ロベルト系×ニジンスキー系(ノーザンダンサー)
2014年12番人気3着 マイネルフロスト
2枠3番
道中順位7-9-7-6
上がり3ハロン 34.2(4位タイ)
血統:ブラックタイド(ディープインパクトの兄)×グラスワンダー(ロベルト系)×ダンジグ(ノーザンダンサー)
2013年8番人気3着 アポロソニック
2枠3番
道中順位1-1-2-1
上がり3ハロン 35.5(13位)
血統:ダンジグ系(ノーザンダンサー)×ストームキャット(ノーザンダンサー)×ロベルト系
2012年7番人気3着 トーセンホマレボシ
7枠14番
道中順位2-2-2-2
上がり3ハロン 36.1(下位)
血統: ディープインパクト×ノーザンテースト(ノーザンダンサー)×ミスプロ系
2011年8番人気3着 ベルシャザール (不良馬場)
4枠7番
道中順位6-5-5-5
上がり3ハロン 36.7(4位タイ)
血統:キングカメハメハ×サンデーサイレンス×ノーザンダンサー系
2010年5番人気2着 ローズキングダム
4枠8番
道中順位7-9-9-6
上がり3ハロン 32.9(2位)
血統:キングカメハメハ×サンデーサイレンス×ミルリーフ×ノーザンダンサー
2009年8番人気3着 アントニオバローズ
5枠10番
5-5-5-5
上がり3ハロン39.8(5位)
血統:マンハッタンカフェ×キングマンボ
2008年12番人気2着 スマイルジャック
4枠7番
3-3-3-3
上がり3ハロン 35.5(8位タイ)
血統:タニノギムレット(ロベルト系)×サンデーサイレンス×ニジンスキー系(ノーザンダンサー)
2007年14番人気2着 アサクサキングス
8枠16番
1-1-1-1
上がり3ハロン(下位)
血統:ホワイトマズル(ノーザンダンサー系)×サンデーサイレンス
こうしてみると意外と荒れていますね、ダービー。
1着は大抵納得の強い馬ですが2着3着には二桁人気馬も突っ込んでくるのがダービーです。
歴代日本ダービー穴馬の共通点
過去10年で穴を空けた馬達には多くの共通点がありました。
内めの枠
近年は3年連続で1枠2枠から穴馬が出ています。そもそも内枠有利のレースなので枠順は重要です。
ある程度前に付ける先行力、もしくは逃げ
9番手より後ろから穴を空けた馬はいません。
ある程度先行できることが重要です。ダービーは差し切りのイメージも強いですが、ディープやキンカメやオルフェやキズナは本命でした。穴馬はいつも先行馬なのです。
そして逃げて残った例もある通り、逃げが不利なレースではありません。
そこそこの上がりを使える
先行力が重要ではあるものの、ある程度の上がりが使えないと東京では切れ負けしてしまいます。
血統内にロベルト、キングマンボ、ノーザンダンサー
全穴馬共通してロベルト、キングマンボ、ノーザンダンサーいずれかの血をもっていました。
東京2400mのG1に必要なタフさ、底力を補完するような血が大舞台で滾るのかもしれません。
穴馬の条件を備えるダンビュライト
ダンビュライトはこれまでの全レースで道中5〜6番手から進みジワジワ進出して直線も伸び続けるという競馬をしてきました。
先行力があってそこそこの上がりを使えるという点は合格ですね。
そして血統ですが
ルーラーシップ(キングカメハメハ-キングマンボ系×トニービン×ノーザンダンサー系)×サンデーサイレンス×リヴァーマン×リボー系
穴馬に必要なキングマンボとノーザンダンサーを父系に持ちます。
さらに母系のリヴァーマンは07年勝ち馬ウォッカの母父ルションの父でもあります。
歴代の穴馬と共通点が揃っているのです。
鞍上武豊ジョッキーはダービー最多勝男
ダンビュライトに跨るのは皐月賞で初タッグを組んだ武豊騎手。
皐月賞では好騎乗であわやの場面を作り見せ場たっぷりの3着になだれ込みました。
言うまでもなく武豊ジョッキーはスペシャルウィーク、アドマイヤベガ、タニノギムレット、ディープインパクト、そして記憶に新しいキズナでなんとダービーを5勝もしているレジェンド。これほどまでに心強い鞍上はいませんね。
皐月賞では高速馬場にも対応
とてつもないレコードタイムが出た皐月賞ですが、高速決着に弱いというイメージから馬券で拾えなかった人も多いのではないでしょうか?僕もその一人なのですが、4コーナーでの加速からも高速馬場にも対応したといえるでしょう。
ダービーも高速馬場になりやすいレースですが、この点をクリアしたのは大きなプラス材料。
上位のディープ産駒2頭には一瞬の切れ味で劣りましたが、ダービーでは距離が伸びる分ダンビュライトに分があると読みます。
ルーラーシップの成長力にも期待
ダンビュライトの父ルーラーシップは晩成傾向があり、3歳時はとても荒削りでしたが古馬になってから大成し海外G1を制した馬でした。
勝ち上がり方やレース内容から、産駒にもこの傾向は伝わっているようですので、ダンビュライトも更なる成長を遂げているかもしれません。
1着は難しくても、2着3着に狙いたい穴候補ダンビュライト。
僕はアドミラブル本線の馬券の他にダンビュライトからの馬連、三連複も買おうかなと考えています。
この記事を書いたライター
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1985年生まれ。
ギャグ記事やWEB、音楽、ゲーム、育児などを書いています。
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著書:新種発見!69匹の愉快な生き物図鑑
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