格安スマホを販売している会社はたくさんあります。色々調べていると、一体どれが一番自分に合っている会社なのかわからず困ってしまいますよね。
今回は「2年縛りがない格安スマホ会社」、そして「解約時に違約金がかからない格安スマホ会社」という2つの条件を設定し、両方に当てはまるオススメの格安スマホ会社を3社紹介します。
初めて乗り換える場合は、できるだけ契約期間が短い、合わないと感じたらすぐ解約できるような会社の方が安心ですよね。
mineo、イオンモバイル、FREETELの3社は、最低利用期間がなく解約金も一切かからないのが特徴です。それぞれの料金プランやサービス内容について知りたい方は、参考にしてみてくださいね。
この記事の目次
格安スマホのほとんどには最低利用期間が設定されている
格安スマホ会社はたくさんあります。格安スマホ会社で音声通話に対応しているSIMカード「音声通話対応SIM」を契約すると、基本的には最低利用期間が生じます。
最低利用期間とは、その期間内に解約すると違約金(解約金)が発生してしまう期間のことです。
しかし中には、音声通話対応SIMに最低利用期間がなくいつでも0円で解約できるものがあります。それが次項より紹介する3社です。
mineoはドコモ回線とau回線を選んで契約できるのが特徴
mineoは関西電力グループの会社であるケイ・オプティコムが展開している格安スマホ会社です。
ドコモ回線のDプランとau回線のAプランの2種類で展開されているので、ドコモやauからの乗り換えに最適です。
ドコモのスマホやauのスマホを、mineoに乗り換えてからもそのまま使えます。(例外として、auの「VoLTE」に対応しているスマホはSIMロック解除の手続きが必要です)
mineoではデータ通信専用SIMであるシングルタイプと音声通話対応SIMのデュアルタイプ、どちらを契約しても最低利用期間がないため、解約しても違約金は一切かかりません。
つまりmineoは、初めての格安スマホへの乗り換えにも安心です。もし速度が遅い、キャリアより使い勝手が悪いなどの不満が生じてしまったら、すぐに解約できます。
mineoの料金プランはDプランとAプランで分かれている
mineoの料金プランは、ドコモ回線のDプランとau回線のAプランで分かれています。
そして月額料金は、Aプランの方が少し安く設定されています。表にまとめたので、ご覧ください。
mineoDプラン
データSIM(シングルタイプ) | 音声通話対応SIM(デュアルタイプ) | |
500MB | 700円 | 1,400円 |
1GB | 800円 | 1,500円 |
3GB | 900円 | 1,600円 |
6GB | 1,580円 | 2,280円 |
10GB | 2,520円 | 3,220円 |
20GB | 3,980円 | 4,680円 |
30GB | 5,900円 | 6,600円 |
mineoAプラン
SMS対応SIM(シングルタイプ) | 音声通話対応SIM(デュアルタイプ) | |
500MB | 700円 | 1,310円 |
1GB | 800円 | 1,410円 |
3GB | 900円 | 1,510円 |
6GB | 1,580円 | 2,190円 |
10GB | 2,520円 | 3,130円 |
20GB | 3,980円 | 4,590円 |
30GB | 5,900円 | 6,510円 |
mineoでは、他社へ約13ヶ月以内にMNP転出する場合高額なMNP転出手数料がかかるので注意
mineoで音声通話対応SIMを契約しても最低利用期間はないため、いつでも無料で解約できます。
ただし気をつけたいのは、mineoから他社に「ご利用開始月の翌月から12ヶ月」以内に電話番号をそのままで乗り換える場合は11,500円(税抜)のMNP転出手数料を請求されることです。
またこの期間を過ぎてからも、他社に乗り換える場合は2,000円(税抜)の手数料がかかるので注意しましょう。
イオンモバイルは日本全国のイオンでサポートを受けられる
イオンモバイルはドコモ回線の格安スマホ会社で、重要なポイントは日本全国のイオンでプラン変更や解約などの手続きを行えることです。
格安スマホ会社はコスト削減のために、手続きをネット中心にしている会社が多数です。
しかしイオンモバイルは、他社ならネットのマイページから設定するしかない手続きでもイオンの店舗で行えます。
そしてイオンモバイルも、最低利用期間がない特徴を持っている格安スマホ会社です。どのタイミングでデータ通信専用SIMや音声通話対応SIMを解約しても、違約金などが請求されることはありません。
イオンモバイルの料金プラン
イオンモバイルは、500MBから50GBまでの幅広い料金プランで展開されています。料金プランを表にまとめたので、ご覧ください。
データプラン(税抜) | 音声プラン(税抜) | |
500MB | 1,130円 | |
1GB | 480円 | 1,280円 |
2GB | 780円 | 1,380円 |
4GB | 980円 | 1,580円 |
6GB | 1,480円 | 1,980円 |
8GB | 1,980円 | 2,680円 |
12GB | 2,680円 | 3,280円 |
20GB | 3,980円 | 4,680円 |
30GB | 5,380円 | 6,080円 |
40GB | 7,480円 | 7,980円 |
50GB | 10,300円 | 10,800円 |
イオンモバイルのプランにおいて特にオススメしたいのは、4GBプランです。
楽天モバイルでは3.1GBの通話SIMを月額1,600円(税抜)で契約できますが、イオンモバイルでは20円安い1,580円(税抜)で0.9GB容量を多く使えます。
イオンモバイルから180日以内に乗り換えると8,000円(税抜)の違約金がかかる
イオンモバイルはいつ解約しても違約金がかかりませんが、他社に電話番号をそのままでMNP転出する場合は180日以内だと8,000円(税抜)の違約金がかかるので注意しましょう。
181日以降は3,000円のMNP転出手数料がかかります。イオンモバイル解約時に費用を支払いたくない場合は、電話番号を他社で使いまわせなくなりますが、解約を選びましょう。
FREETELは2種類の料金プランを選んで契約できるのが特徴
FREETELは、使った分だけ通信量を支払うしくみの「使った分だけ安心プラン」、毎月通信できる容量が決まっている「定額プラン」、そしてスマホ代とかけ放題、そして通信料金がセットになった「スマートコミコミ+」の3つで展開されている格安スマホ会社です。
スマートコミコミ+を選ぶと端末代金を3年かけて支払う契約になりますが、最適料金プランや定額プランで契約すれば最低利用期間がなく、いつでも音声通話対応SIMを無料で解約できます。
FREETELの料金プラン
FREETELの中の、最低利用期間がない「使った分だけ安心プラン」と「定額プラン」の月額料金を表にまとめました。
使った分だけ安心プラン
データSIM | 音声SIM | |
~100MB | 299円 | 999円 |
~1GB | 499円 | 1,199円 |
~3GB | 900円 | 1,600円 |
~5GB | 1,520円 | 2,220円 |
~8GB | 2,140円 | 2,840円 |
~10GB | 2,470円 | 3,170円 |
~15GB | 3,680円 | 4,380円 |
~20GB | 4,870円 | 5,570円 |
定額プラン
データSIM | 音声SIM | |
1GB | 499円 | 1,199円 |
3GB | 900円 | 1,600円 |
5GB | 1,520円 | 2,220円 |
8GB | 2,140円 | 2,840円 |
10GB | 2,470円 | 3,170円 |
15GB | 3,680円 | 4,380円 |
20GB | 4,870円 | 5,570円 |
30GB | 6,980円 | 7,680円 |
40GB | 9,400円 | 10,100円 |
50GB | 11,800円 | 12,500円 |
使った分だけ安心プランは一定量通信するごとに一段階ずつ、月額料金が上がっていきます。わずかでもオーバーすれば月額料金が上がってしまうので、注意しましょう。
最適料金プランは最大50GBまでで契約できるのが特徴ですが、40GBや50GBでの月額料金は高額です。
ここまでの容量で契約するなら、もっと少ないプランを契約しつつ別にWiMAXやPocket Wi-Fiを契約したほうが安上がりですね。
FREETELから他社に乗り換える場合は、やはりMNP転出手数料が発生する
mineoやイオンモバイルでは、一定期間内に他社に乗り換える場合に高額なMNP転出手数料が発生しました。FREETELでも、そのしくみは変わりません。
FREETELを契約した月に電話番号をそのままで他社に乗り換えるMNP転出を行うと、15,000円(税抜)のMNP転出手数料がかかります。
その翌月は14,000円(税抜)、さらに翌月は13,000円(税抜)…と、毎月1,000円ずつ下がっていくしくみです。
最終的に契約後13ヶ月目からは、MNP転出手数料が2,000円(税抜)に固定されます。FREETELから他社に乗り換える際は、MNP転出手数料に注意しましょう。
データ通信専用SIMで契約すれば、2年縛りも違約金もなし
格安スマホを今まで一度も使ったことがなく、不安。
そんな人は、メインで使っているキャリアの回線をいきなり格安スマホ会社に乗り換えるのではなく、まずデータ通信専用SIMで契約してみてはどうでしょうか。
データ通信専用SIMは、楽天モバイルやIIJmio、LINEモバイル、UQ mobileなど様々な会社で展開されています。
データ通信専用SIMには最低利用期間がなく、2年縛りや違約金がないものがほとんどです。
まずはデータ通信専用SIMで希望する格安スマホ会社を契約してみて、サービス内容に不満がなかったらキャリアの回線をその格安スマホ会社に乗り換えてみてはどうでしょうか。
2年縛りや違約金のない格安スマホで快適なSIMフリーライフを
mineo、イオンモバイル、FREETELの3社は、音声通話対応SIMを契約しても最低利用期間がないため、いつでも無料で解約できます。
ただしいずれも、他社に電話番号をそのままで乗り換えるMNP転出を行う場合MNP転出手数料を請求されることになることを覚えておきましょう。
解約であればいつでも無料なので、もし乗り換えてみて不満があった場合は、解約してから他のキャリアや格安スマホを新規契約するのがオススメです。
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