こんにちは!
「イチゴだけを使って空を飛ぶ男」ことキーユです。
クリエイション…。
クリエイト…。
カッコつけてクリエイションとかクリエイトとか言ってるけど、クリエイトってなんや!
ってことで今回はこのクリエイトというあまりにも漠然とした怪物を、愉快に考察してみたいと思います!
まず、クリエイトの語意ですが辞書を引くと″創造・創作″とでてきます。
まあそりゃそうだろっていう検索結果ですね。
でも創造という言葉はなんだか漠然としてますよね。創造ってなんでしょう。
当然ながら人が脳で考えて具現化したものは全て創造物ですから、この記事を書くために使っているパソコンもこの記事自体も創造物です。
車も枕もおにぎりも、おっきいものでは政治も経済も宗教も、全部クリエイトされて出来たものと言えるのだとマキシマム博士も仰ってました。
そうだ!せっかくなのでマキシマム博士にクリエイトについて解説してもらいましょう!
博士!お願いします!
うむ、ごきげんよう。 いかにも、ワシがマキシマムの中のマキシマム、マキシマム博士じゃ。
へえ。 博士、今日はクリエイトについて教えて頂きたいんです! クリエイトって、一体なんなんですか⁉︎
うむ。良い質問じゃ。 そして良い質問をされると髪の毛が膨らむのがワシの特徴じゃ。
髪が膨らんだマキシマム博士↓
まず、先程お主が言っていた通りクリエイトの歴史は人類の歴史といっても過言じゃない。道具、言語、学問に法律まで全部クリエイトされたものじゃな。
うん。 その中でも、今日は面白さやアートに関わる意味でのクリエイトについて教えて欲しいんです、マカセ!
コラ!面倒だからといって略して呼ぶでない!
若者はいつもそうじゃ!
ワシはキムタクもガッキーも認めんぞ!
「あやや」みたくひと文字多くしちゃうくらいのニックネームが侘び寂びというものじゃ!
チッ。
早く本題に入って下さい、マキシマムムム!
では、講義を始めよう。
まずはクリエイトの成り立ちからじゃ。
なんとなく察しているとは思うが、クリエイトの語源はクリトリスから来ているのじゃ。
つまり、性感帯ということじゃな。
やっぱり!
クリって付くからそうじゃないかとは思ってたんです!
なかなかカンがいいのう。
まあ、性感帯といってもコレは目に見えるような性感帯じゃない。
いわば脳の中にある性感帯とでも言うべきものなのじゃ。
ほうほう。
博士!もっと!
焦るでない。女性に嫌われるぞ。
うるせーぞ独身!
な、なんだその口の聞き方は!
…まあよい。若いうちは勢いも大事じゃ。
さて、この脳の中の性感帯であるが、これは我々学者の間では専門用語でクリちゃんと呼ばれておる。
クリちゃんは人が何かを想像し創造する時に反応し、脳内に潮を撒き散らし、創造主を気持ちよくさせるのじゃ。
ここまでは分かるな?
はい、なんとなく。
博士はご存知ないと思いますが、要はあっちのクリちゃんと似た作用があるってことですね?
失礼な!ワシだってFC2動画の有料会員じゃ!それくらい知っておるわい!
お気に入りの女優さんはいますか?
そうじゃなぁ。
最近は友田彩也香、織田真子、相葉レイカがワシの中で三大ビーナスと呼ばれておる。 って、何を言わすのじゃ!
博士、分かります?僕今引いてます!
二人目を言っている途中で気付いたわい! ともかくだ、人はこの気持ち良さを求めてクリエイトするわけじゃ。
クリちゃんを刺激し続けた結果、神が生まれ資本主義が誕生し、宇宙へと旅立ったのじゃな、ロマンじゃのう。
なるほど。 クリエイトの歴史、それすなわち奇跡の軌跡ってわけだなジジイ!
口は悪いがそういうことじゃ。 ワシの教え子であるダーウィンやアインシュタインはクリちゃんをいじることで種全体の価値観や生活を一変させたわけじゃが、それもそこに繋がる全てのクリちゃん弄りがあってこそなのじゃよ。
クリちゃんいじって相対性理論↓
博士ー、退屈ー。
早く面白さについての講義始めてよー。
全くせっかちなやつじゃ。 お主が言っているのはエンターテイメントや娯楽、芸術に関するクリエイトのことじゃろうが、これは難しいぞ。
何せ相手のクリちゃんを刺激しなければならないのじゃからな。
相手のクリちゃん?
そうじゃ、面白いクリエイトが生まれる時というのは、自分のクリちゃんをいじって生み出したクリエイトで他人のクリちゃんを刺激する必要があるわけじゃ。
他人のクリちゃんには触れることは出来ない、そこが難しい。
クリちゃんは千差万別、己が気持ち良い弄り方が相手も気持ち良いとは限らないわけじゃからな。
核心に迫るマキシマム博士。 どうなる、クリエイト講座!
急にナレーターっぽくなるんじゃない。 では他人のクリちゃんを刺激するために必要な二つの大切なことはなんじゃと思う?
博士、安っぽいクイズ形式はウンザリです!
ぬっ…。
それもそうじゃな。
そして今のやり取りはこの問題の答えにも関係してくるぞい。
クリエイトにおいて重要なこと。
まず一つは、オリジナリティじゃ。
要するに今までに無かった弄り方の創出じゃな。
こんな弄り方初めて!
と、相手に言わしめる。
するともっといじって欲しくなり、そこに価値が生まれるというわけじゃな。
そしてもう一つは共感性じゃ。
これは読んで字のごとくなのじゃが、簡単に言うと普遍的で理解できる弄り方、というものじゃ。
そう、そこ気持ち良い。知ってたけど。
でも、もっと! となって価値が生まれるわけじゃ。
なるほどねー、だけど博士ぇその二つって同時に成り立たなくないですか?
初めてのいじり方ってつまり普遍的ではないいじり方ってことでしょ?
そう、そこが難しいところであり面白いところじゃよ。
一見相反するこの二つを天秤に掛けてバランスを保つ。それがアートの分野のクリエイトじゃ。
クリちゃんが火傷するような刺激の仕方は例え新しくとも気持ち良さは伝わらないし、一方優しく撫でるのは誰もが知っているが真新しさがない。
昨日受けた刺激と同じなら弄り手を変える必要などないからのう。
先程のクイズ形式に対するお主のツッコミは、よくあるやり取りに対しての飽きからくるものじゃと思うが、要するにああいったことじゃな。
そしてこの二つのバランスを取ることに抜群に長けていたのがマイケルジャクソンやボブマーリー、松本人志、冨樫義博、糸井重里といったこの分野の巨人達なのだと思うのじゃ。
One Love One Curi ボブマーリー↓
これにはその時々の状況において何が他人のクリちゃんを刺激するかを嗅ぎつけるセンス、絶妙なところで天秤のバランスを保つ術、また天秤のバランスを自在に操る技術なんかも必要になってくるはずじゃが、その秘訣は各々で異なるはずなのでとてもワシに説明し切れるものではない。
まあもっと掘り下げた話はまたの機会ということでどうじゃ。
ふむふむ。
なんとなく理解できた気がします。
じゃあ博士、何かオススメのクリちゃん刺激するもの教えてよ!
うーむ、そう来たか!
そうだ、これなんかどうじゃ?
多少共感性に欠けるかもしれないがオリジナリティはバッチリじゃぞ。
宣伝かよ、引くわ〜。
この記事を書いたライター
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1985年生まれ。
ギャグ記事やWEB、音楽、ゲーム、育児などを書いています。
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著書:新種発見!69匹の愉快な生き物図鑑
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