こんにちは!
「水面に浮かぶ岡本真夜のCDアルバム」こと樹クリエイションのキーユです。(”涙の数だけ強くなれるよ アスファルトに咲く花のように”というあの名曲の歌詞ですが、真夜さんは花が泣いていたと感じたのでしょうか。なんて繊細な感受性!)
最近未来や宇宙の話に魅了されているせいか、奥さんから「顔つきがカシオペア座に似てきたね」と言われます。
壮大な未来予測は専門書が多く出ているので、今回は身の丈サイズの現実的な夢想をしてみようかと思います。
人類は魔法の船を手に入れた
パラダイムシフト
パラダイムシフト(英: paradigm shift)とは、その時代や分野において当然のことと考えられていた認識や思想、社会全体の価値観などが革命的にもしくは劇的に変化することを言う。(wikiちゃんより)
パラダイムシフト。今度のG1レースに出てくる競争馬の名前みたいなネーミングですが、意味合いはとても刺激的で進歩的ですね。
大昔、人々は船を作りました。
船は、複数の異なる文化や経済圏、価値観の交流という、
交易という新たなビジネスモデルが生まれ、
船大工はより良い船の製造を、
そして、異国に自国自慢の美味しいリンゴを届け、
また、優れた画家達の絵が他国の王に高値で買われる一方、持ち帰ったとても洗練された彫刻家の作品は国民を虜に
彼らはこれまでの常識が覆っていくことを楽しみ、
さて、
しかも、
荷物の中身は写真でしょうか?
動画でしょうか?
情報工作員への暗号や、愛の言葉かもしれません。
空手の掛け声だけを集めた音声ファイルの可能性も大です。
インターネットという船は、あらゆる不可能を可能にし、
そして労働に対しての価値観も変え続けています。
手のひらに収まる小さな一つのスマートホンは、
人類史上初めて、
今回はそんなインターネット革命によって激変していくであろう労
あくまで、
個の時代 繋がりの世代
一見矛盾した見出しですが、これはこういうことです。
ビルが所狭しとそびえ立つ都会同士を線路と道路と電線が繋いだ人
この「普段の生活」というパラダイムを作ったのが、産業主義であり、産業主義時代を生き抜く賢い方策は「
とにかく、リスクを回避して、
同時に優秀な人々が競技のルールを合理的に整え、
コストを下げて品質を向上させて利益率を改善して…
しかし、競技は変わりました。
正確には、変わり始めめした。
選手権で上位入賞しても、
↑googleのオフィス
世界の覇権が、
それはこれら企業の提供するサービスを使った個人のもとへと、
覇権の移行は、安全地帯の移行です。
昨日まで安全だと信じられていた場所は、
既得勢力にとって変わって隆盛をみせるKindleでの出版や、
もし僕に、革新的なダイエット補助アプリを作るスキルとノウハウがあったら、
自分で作って直に納品し、公開します。
公開先は、地球全てです。
個の力で、充分設計から製造、陳列、宣伝まで出来てしまう上に、
個のアイディアを後押しする繋がりの世界。
中間搾取が主役になる時代は形骸化したのです。(←ここ反響エフェクト入れて再生してください)
facebookのオフィス
仕事は個から個へ、アイディアは下から上へ
クラウドワークスでは連日、個人の制作したWebサイトのSEO対
数十円から何百万まで、請け負う仕事により報酬は様々です。
また、誰でもネットショップを簡単に開設することのできるBASE、LINEクリエイターズマーケット、電子書籍の制作と各種販売フォーマットへの登録ができるBCCKS、同じくブログ感覚で書籍が作れるパブーやオリジナルグッズの制作と販売を代行してもらえるSUZURI、自前の小説やコミック、写真集に100円から値段を付けることのできるnote・・・。
時代の追い風を受けたこれらツールの利用者は増え続け、はたまたCAMPFIREなどクラウドファインディングと呼ばれる新たな資金集めの方法も生まれています。
これらはかつてのFordであり、ソニーであり、Kマートなのかもしれません。
個人のアイディアを形にして事業
やや時代遅れの僕の元にもとうとうこのようなサイトの情報が届い
今後はもっと多種多様なプラットフォームが乱立され、
市場は一度供給過多となり飽和し、
末端のアイディアありきで周辺サービスが整備されていくこともあり
経営層からのトップダウンで企業活動が行われるだけじゃなく、個人のほんの些細な閃きが世界を変える兆しとなる未来が、すぐそこに迫っているのです。
その過程で経済という生き物も再び姿を変えるかもしれませんし、働き手も対応せざるを得ません。
appleのオフィス構想
鎖は錆びていく
既に、「ノマドワーカー」や「モジュール型ワーキング」などの用語が飛び交いつつあるように、もはや「定められた時間に定められた場所に出社する」「一人が従事するのは一企業」といった概念にもヒビが入っているように思います。
今後は一人が何枚も別々の名詞を持ち、人口より企業の数が多いなんていうことも起こり得るかもしれません。
これまで労働者を苦しめてきた忌まわしき「マネー・ペイン・切れないチェーン(鎖)by BES from Swankyswipe」は赤茶色に錆びつつあります。
それは時間差こそあれど、全ての人々に平等に訪れるのではないでしょうか。
現在街中にはこういったノマドワーカーをメインのターゲットにした「コワーキングスペース」も増えてきているといいます。
こうして、変化は少しずつ連鎖していくのでしょうか。
昨日も一昨日も同じように見えた景色も、やはり未来に向かって動いています。
かつて自動車産業で栄えたデトロイトは、
報道ステーションで古舘さんがしゃべるより先に、
分厚いタウンワークも、駅の時刻表も地図も今は手のひらの小さな機械の中です。
あるいは、
アイディアも情報も遺伝子も、自由になりたがっています。
それを突き詰めた先人たちの英知が、この素晴らしいチャンスの時代をもたらしてくれたのです。
ちなみに、ここまで調子こいてこんな記事を書いた僕ですが、つい半年前までキンドルのことなど全く知りませんでしたし(“緊張したときにヘソから出るドルドルビーム”の略かと思っていました)今現在もトップダウン型の企業に絶賛所属中でございます。
しかし、小さな船と、イカす乗組員は見つけました。(決まった・・・)
googleミーティングルーム
本日の愉快な生き物
名前:ラクダベラー
100万$払えば、タイムトラベルに連れてってくれる水玉模様の生き物。
水玉模様はオスで83個、メスで84個あると言われている。
水玉模様の質感であるが、それはそれはさわり心地が良いと評判である。
それいけラクダベラー!時の果てまでも!
この記事を書いたライター
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1985年生まれ。
ギャグ記事やWEB、音楽、ゲーム、育児などを書いています。
記事制作やレビューのご依頼お待ちしています!ツイッターかお問い合わせからお気軽にご連絡ください。
著書:新種発見!69匹の愉快な生き物図鑑
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