ジュイダです。
海開きももうすぐと夏の季節まっさかりですね。
東北では秋田県が13年ぶりに38度という異常な気温になったりしていますが皆さんは熱中症になっていませんか?
「もう、ダメ。暑すぎ…」という方に、暑いのに鳥肌が立つ生き物をここで紹介したいと思います。
世界巨大生物シリーズpart2!!
史上最大の蛾「ヨナグニサン」の生態!!
世界最大の蛾「ヨナグニサン」
人々から常に嫌われている生き物といえば「蛾」を連想する人も少なくないでしょう。
その蛾の中で取り分けデカイ蛾がなんと日本に生息していることは知っていましたか?
どこに生息しているかというと、日本最西端に位置する与那国島です。
与那国島は八重山諸島の西に位置しています。
この島に世界最大の蛾「ヨナグニサン」が生息しています。名前も与那国島から取ってヨナグニサン。
この名前だけ聞くと「ヨナグニサン?誰それ?」と思いませんか?思わないですよね。
ヨナグニサンはマレー半島などにも生息しています。
しかしマレー半島に生息するヨナグニサンは「マレーヨナグニサン」といい、与那国島のヨナグニサンより少しだけ小さめの蛾です。
映画「ゴジラ」に出てくるモスラのモデルとも言われているぐらい巨大な蛾なのです。
そんな蛾が日本に生息しているのは正直びっくりですよね。
最初の発見時、何故か猟銃で撃たれた!!
ある人が与那国島で狩りをしていた時の話です。
その人は獣や鳥を猟用の銃を使い仕留めて生活をしていました。
ある日いつもの通り銃を持って森を歩いている時のことです。
ふと上を見上げるとゆっくり飛んでいる鳥を見つけました。
「ふふふ、あのやろうゆっくり飛んでるさかいな。一発で仕留めたるさかい!!」
《ドン!!!》
飛んでいた鳥はゆっくり地面に落ちてきました。
「一発命中や!!これで今日の晩御飯は鳥の丸焼きに決まりや!!」
その人が鳥の側に近寄ると、
「え???なんやこれ??鳥ちゃうやないかい!!なんやこれ?うわっ!!キモ!!デカイ蛾や……」
まさか鳥と間違えるほどの大きな蛾がいるなんて。こうしてヨナグニサンは発見されました。
ヨナグニサンは準絶滅危惧種
ヨナグニサンはその大きさゆえに人々に乱獲され数は減っていき、今では準絶滅危惧種とされています。
人々から嫌われている蛾ですが、よく見ると羽根の模様は芸術とも言えるぐらい綺麗な模様をしています。
研究者によるとフクロウの顔に似せて外敵に襲われないためだとされていますが、生物のこういう模様を私はほんとに綺麗で芸術的なものだと思っています。
進化の過程でこの模様が完成され自然で生きてる。ロマンですね。
いかがでしたか?蛾を好きな人は少ないと思います。
しかし蛾も自然界で生き残るために少しずつ進化し、弱肉強食の世界で一生懸命生きています。
一言で「キモい」「汚い」で終わらす前に少しだけ見てあげてください。
ちょっとはモスラを好きになるかもしれないあなたに贈る「蛾記事」でした。
この記事を書いたライター
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1986年生まれ。仙台市出身・在住。
あらゆるボケを担当。
趣味:高島礼子とほぼ同じ
特技:二足歩行
あだ名:フランク
病名:大腸むきだし、若年性かかと落とし
好きな子のタイプ:ややおっとり
好きなこがタイプ:はい
好きな子も一応タイプ:はい
タイプが好きな子?:いいえ
尊敬するひと:松本人志・渡部篤郎・
好きな作品:スワロウテイル・おやすみプンプン・ホムンクルス
著書:新種発見!69匹の愉快な生き物図鑑