こんにちは、コウヘイです。
みなさん、「ポーランド」という国を聞いて真っ先に思い浮かぶのは何ですか?どのようなことをイメージしますか?
おそらく、ポーランドについてよく知っている人は少ないと思います。特に、ヨーロッパから遠い私たち日本人にとってあまり馴染みのある国とは言えませんよね。
ポーランドの魅力と観光地としておすすめする理由
今回は、私たち日本人が知らない国、ポーランドの魅力をたくさん紹介します。きっとこれを読んだ後、ポーランドへのイメージが大きく変わるでしょう。
ポーランドってどんな国?
たいていの人は、ポーランドがヨーロッパの国であるということは知っていると思います。
でも、どこにある?大きさは?言語は何?とクエスチョンマークが飛び交うことでしょう。
それも当然で日本でポーランドについてテレビなどで聞くことは滅多にありませんし、大学などでもポーランドの歴史や文化について学べる機関がどれほどあるでしょうか。
ポーランドは、ドイツの東側に位置するEU連盟で上位の国土面積を誇るヨーロッパでは大きな国です。ウクライナやチェコなどが近隣国になり、ヨーロッパのちょうど中心に位置する「中欧」です。
「Heart of Europe」とも言われ、まさにヨーロッパの真ん中というのがわかりますね。ヨーロッパの中心というのは何も地理的なことだけじゃなく、文化的にも東西ヨーロッパの架け橋となっています。
国民の実に92.6%がキリスト教のローマ・カトリック教徒であり、ほぼ全てのポーランド人がカトリック教徒と言ってもいいでしょう。
その中でも75%のもの人が非常に敬虔な信者であり、宗教との関係は非常に深い国です。ワルシャワや第二の都市であるクラカフなど、街を歩いていたらたくさんの教会を見かけます。
また、ポーランドは2度も国が消滅するという悲しい歴史を持っており、ナチスドイツで知られるアウシュビッツ強制収容所があったのがこのポーランドなのです。
ポーランド詳細情報
人口:約3,844万人
面積:31,2万平方キロメートル
首都:ワルシャワ
言語:ポーランド語
宗教:ローマ・カトリック(92.6%)
そもそも外国人が少ないポーランド
ヨーロッパに観光する場合、ポーランドはなかなか候補に上がらないのが現実です。
これは日本だけじゃなく、ヨーロッパ諸国やその他の国から来る人にとってもポーランドが第一候補になるのは珍しいですね。やっぱり多いのはドイツやフランスですね。
そのため、ポーランドの首都であるワルシャワでもほとんどがポーランド人で構成されています。
国全体で、実に97%のがポーランド人なのです。移民政策にもあまり積極的ではなく、とにかく外国人は少ないです。
普段街を歩いていても、アジア人やアフリカ人など他の人種の人を見かけることはかなり少ないです。特に、西欧に比べると圧倒的に日本人も少ないです…。
その代わり、日本人はみんな知り合いみたいになって親近感がありますよ。
外国人観光客が少ないポーランドですが、それは魅力が少ないからではありません。
ただ、みんな知らないだけでポーランドは超穴場的ヨーロッパの国なのです!ここからは、穴場ポイントを紹介します。
ポーランドが穴場的観光地といえる理由
たくさんありすぎて全て紹介できないので、ここでは5つ紹介します。
1:EUなのに物価が安い
北欧やイギリスなど、基本的にヨーロッパって物価が高いですよね?日本の東京もなかなかの物価ですが、ヨーロッパが基本的にどこでも高い…。せっかく旅行するなら、物価が安いに越したことはありません!
ポーランドの物価は日本の約3分の1程度です。例えば、菓子パン1個約5〜10円、ジャガイモ1kg通常は約90円ですが、安い時はなんと約30円以下、ビールも500ml約60円、メロンも1kg120円で買えちゃいます。
とにかく何でも安いです。特に私たちのように日本から来る場合、もう天国みたいな場所です。
ポーランドはEU加盟国ですが、ユーロは導入していません。その代わりにポーランド独自の通貨「ズオティ」を採用しています。1ズオティ=約30円
物価が安いのは、旅行をするのも留学をするのも、実際住んでみるのにもいいですよね。物価が安いのが穴場的国の最大の理由です。
2:ポーランドは親日国
聞いたことがある人はいるかもしれませんが、ポーランドは非常に親日です。実際、ポーランドに住んでいて日本人という理由で嫌な思いをしたことは一度もありません。むしろ、日本人ということでみんな非常に優しいです。
親日度は、ポーランドの街を歩いていたらわかります。「Sushi」という看板を何件見かけることか。
また、ワルシャワにあるワルシャワ大学にはポーランド全域から人気のある日本語学科というものがあり、街中でも頻繁に日本行事が行われています。ワルシャワだけじゃなく他の街でも日本語学科のある大学はあります。日本の大学に、「ポーランド学科」というものがあるでしょうか?
街を歩いていたら、急に小さな子供に「こんにちわ」と言われることもありますよ。私はすでに3回くらい経験しています。恥ずかしいけれども勇気を出して言ってみた、その子供達がたまらなくかわいいんですよ。
3:音楽がとても盛ん
ポーランドと聞いて「ショパン」が思い浮かぶ人はいると思います。ポーランドは、あの音楽家ショパンの出身地なのです。ワルシャワから西に約50kmほど離れた場所で生まれたショパンは、みんなから愛されるポーランドの誇りです。
ショパンの心臓は、ワルシャワの聖十字架教会に飾られています。旅行に来た際は、ぜひ訪れてみてください。またワルシャワ中心地駅から少し南にある「ワジェンキ公園」という場所には、毎年夏になると毎週日曜日にショパンのピアノ曲のコンサートが無料で開催されています。過ごしやすいポーランドの夏に野外でショパンを感じましょう。
4:西欧へのアクセスがいい
ポーランドは東欧でもなく西欧です。そのため、ドイツやフランスのような人気観光国にも簡単に行けます。距離も近いですし、バスで行けばとても安いです。ポーランドの有名バス会社「Polski Bus」で大体ワルシャワからドイツのベルリンまで往復で約3,000円くらいです。(時期によって、さらに安くなることもあるでしょう)
Polski Busのホームページはこちら 英語対応。
5:治安がいい
海外に行く際に、最も気になるのがやはり治安でしょうか。日本に住んでいたら、あまり治安について心配することはないですよね。それだけ安全な国ということですが、実はポーランドも治安はかなりいいです。
ヨーロッパの中でも犯罪率は低く、テロによる脅威も低いとされています。実際、私もポーランドに住んでいて、危険な思いをしたことは一回もありません。日本の東京や大阪のような大都市の方がひょっとしたら危ないかも…と感じるくらいです。
ただ、いくら治安がいいからといっても、夜道歩いたり、スリなど最低限の注意はするようにしましょう。
観光だけじゃなく移住にも最適
ここまでみんなが知らないポーランドの魅力を述べてきましたが、ポーランドは旅行にはもちろんのこと留学や移住にも最適な国です。ポーランドの大学が評判が高いので留学するのもいいですし、最近ワーキングホリデー制度も始まったので1年間働いて学んで住むのもいいですね。
ポーランドで有意義な時間を!
どれだけポーランドが穴場的観光国であるかわかっていただけたでしょう。
次のヨーロッパ旅行はいつものドイツやフランスなど西欧ではなく、ヨーロッパの中心で楽しい時間を過ごしてみてはいかがですか?
この記事を書いたライター
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音楽家ショパンの街、ポーランド在住のコウヘイです。
PC一台で世界中どこでも生活できる安定した独自のノマドスタイルでヨーロッパに移住しました。
私のフェイスブックでポーランド生活や海外移住について発信しているので、お友達になりましょう。
スマホの便利な使い方やMVNOについての記事も得意分野です。