おもしろインド旅行記vol.16ガンジス川の水を一気飲み!ヴァラナシ編11

みなさんジュイダです。

かなり前に連載していたインド旅行記の続きを久々に書きたいと思います。

読んで頂いていた方申し訳ありません、微妙なとこで終わってましたが旅の最後まで書かせて頂きます。

良かったら読んでください。

ちなみに前回の記事はこちら↓

インド旅行記vol.15〜ヴァラナシ編10〜
ママ軍団の猛攻な態度に、笑い疲れた私達は少し歩いた後それぞれの部屋に戻った。 正直私は隠しきれない、少しのショックもあった。部屋に戻りベラ...

ガンジス川の水、一気に飲んだらこうなった!

ガンジス川上で安堵に浸る一服

Yさんのパスポートが無事見つかり私とYさんはボートに乗り、漕ぐか漕がないかぐらいのクソ遅いスピードでガンジス川を流れていた。
2人ともタバコをふかしたり、口内炎を見せ合ったり、とりあえずテンションが高めだった。
Yさん「でもさすがにインドでパスポート無くすとは思わへんかったわ〜。まあ、見つかって良かったけど、かなり気をつけてたんやで!笑」
私「逆にヴァラナシは落ち着きすぎるんじゃないすか?慣れると日本より楽ですしね〜。」
Yさん「確かにほんま溶け込みすぎてパスポートやらそういうことが頭からちょっと離れとった部分あるかもな〜。」
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こんな会話をしていると久美子ハウスのちょうど下くらいの川沿いをA君が歩いていたので、「大声で、A〜!!!!」
と叫んだ。もちろん「大声で、」の部分も大声で言ってみた。
私の声に気づいたのかAはこっちを向いて乳首を両手で触りながら、
「カマンベールよしみ!!!」と応答してきた。
意味がわからない。
しかし、私達2人は笑った。
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Aをボートに乗せ今度は3人でボートを漕ぎ始めた。
ガンジス川の夕日を見るにはまだ早い時間だ。
遠くの方で水浴びをしている子供を見ながら、
[1番手前のやつは、たかし]
[その隣の小さいやつは、けんた]
[まん中のやつは、じろう]
[1番奥のやつは、やん美]
と心のなかで勝手に名前を考えてるとAが急に、
「ガンジス川の水飲まない??」
[うわ〜こいつハンパないこと言ってきたな〜、どうしよう、同調するか、嫌がるか。いやでもここで腹壊してもな〜(^_^;)うーんどうしよう]
とコンマ8秒くらいで考えていたが、
「いいね〜飲もうや!」
というYさんの返事で全てが決まった。
3人はそれぞれのコップにガンジス川の水を入れ「せーの」で一気飲みした
ちなみに私のコップは透明タイプだったので水の色が見えたのだが、やたら白っぽく濁っていた。
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「別に普通やん!笑」
Yさんが言った。
続けてAが、
「意外に普通に水っすね!余裕だね!」
私は、
「いや余裕っしょ!何杯でもいけちゃうね!まあ、一杯にしとくか!笑」
本当に意外に普通の水だった。
不味くもなく、もちろん美味しくもなく。
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ガンジス川の水を飲み、よくわからない満足感を覚えた3人は宿にそれぞれ戻っていった。
その夜私は腹を壊さないか不安と戦っていたが結局何も起きず
「やっぱりそんな身体に悪い感じじゃないのか。ほんとに神聖の水っぽいかも!しかも逆になんか体調子いいわ〜」
と思いながら床に就いた。
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朝目覚めると、いつも通り瞑想をして散歩した。
途中で、Aに会いゆっくり歩きながらたわいもない会話(人間がもし両生類的な生き物だったら的なもの)をしていた。
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そんな感じでスロウライフを楽しんでいるとYさんの話になった。
そういえば今日は1度も見ていない。
宿で寝てるのか、買い物でも行っているのか。私とAは気になっていた。
いつもならこの時間歩いたりしているとYさんに会ったりするからだ。
Aが
「ちょっとYさんの部屋行ってみねえ?」と言ったので行ってみることにした。
「トントン」
部屋をノックすると、
「ガチャ」
部屋が、ゆっくり空いた。
「Yさんおはようございます!ヒーコーでも飲みに…、Yさんどうしたんすか?!」
そこには辛い顔をしながら横になっていたYさんがいた。
「いや、ちゃうねん。昨日の夜から腹めちゃ痛いねん。多分ガンジスの水や…。」
私は、
「まじすか?あたった系っすね。大丈夫すか?!俺ポカリあるんで持ってきますわ!」
「ありがとうな」
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3人中Yさんだけがガンジス川の水で腹をやられた。やはりあの水はヤバイ。そう感じた。
このあとYさんは3日間ぐらい宿の部屋から出ることは出来なかったらしい。
やはりナメるとこうなる。私とAはたまたま大丈夫だったのか、それとも元々汚い人間だから免疫がある程度あったのだろうか?その答えは未解決のままだ。
そしてこれからも解決することはないだろう。私が私であるために。
↑ん?!どういう意味?笑
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この記事を書いたライター

ジュイダ
ジュイダ
1986年生まれ。仙台市出身・在住。
あらゆるボケを担当。
趣味:高島礼子とほぼ同じ
特技:二足歩行
あだ名:フランク
病名:大腸むきだし、若年性かかと落とし
好きな子のタイプ:ややおっとり
好きなこがタイプ:はい
好きな子も一応タイプ:はい
タイプが好きな子?:いいえ
尊敬するひと:松本人志・渡部篤郎・
好きな作品:スワロウテイル・おやすみプンプン・ホムンクルス
著書:新種発見!69匹の愉快な生き物図鑑

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