こんにちは!「竜を見たことが無いので竜って何かイマイチ分かってない竜騎士」こと樹クリエイションのキーユです。
今回は「とにかく今すぐにでも電子書籍を作りたいんじゃい!けれど何を参考にしていいのか分からないのじゃい!」
という方に、僕が参考にしたとても分かりやすいサイトやブログをご紹介したいと思います。
固定レイアウトとリフローレイアウト
電子書籍作成の重要なポイントとして電子書籍には2つのレイアウトタイプがあることを抑えておかなければなりません。
固定レイアウト型とリフロー型です。
固定レイアウトとは、漫画や写真集、雑誌形式の本などに適した1ページを1枚版画にしてしまうレイアウトのことです。
「こう見せたい・読ませたい」という意図をそのままページに反映させることが出来る形式といっていいでしょう。
これに対してリフロー型は文字の大きさを自由に変えることで自分の好きな表示にカスタマイズすることが出来るレイアウトであり、小説などに向いています。
僕たちは本の内容が生き物図鑑ということもあり、固定レイアウトでの作成となりました。
↓こちらのサイトなどが参考になります。
EPUB3
続いて電子書籍の規格についてです。
電子書籍にも様々な形式があるワケですが、要点だけまとめますと
・世界の標準規格はEPUB3(国際的に“これを電子書籍のフォーマットにしましょうよ!”と偉い人達で決めた規格)
・EPUB3は上記固定レイアウトにもリフローにも対応しており、自由度が高い規格
・iBooks(Apple)をはじめ多くの媒体で採用されている
・KidleではEPUB3ファイルをmobiファイルに変換する必要がある
・作成方法は無数にある。
というところでしょうか。
Kindleのみファイル変換が必要なので少しややこしいのですが、EPUB3からmobiファイルへはamazon公式の無料ツールKindleGenやcalibreなどのソフトを使えば割と簡単に変換可能ですので、基本的に「電子書籍(特にリフロー型)はEPUB3形式で作成することがベスト」と言い切ってしまって宜しいかと思います。
※特にリフロー型と書いたのは、固定レイアウトの場合はEPUB3形式を通らずにmobiファイルにすることがベストになる可能性もあるためです。こちらについては別の機会に詳しく記事にしたいと思います。
EPUB3に関しては
電子書籍の標準規格「EPUB」早わかり
こちらのサイトが分かりやすいかと思います。
ここを参考にすれば間違いない!
固定レイアウトでの電子書籍作成を考える方は参考になるはずです。
まずはいきなり解答用紙にもなり得る3つのサイトをご紹介。
特別授業:キンドルで漫画・絵本・写真集をリリースしよう!
境祐司さんという、電子書籍に関して業界のパイオニアともいえるかたが作った講義用のスライドです。
何度見返したか分からないくらい参考にさせて頂きました。
基本的にこちらに載っていた情報だけで作り方から出版まで網羅されており、バイブルともいえる内容であると思います。
境さんの別のブログ記事やツイートを見ていても、非常にクレバーな方であると共に確かな先見性と業界の発展を強く願う情熱をお持ちだということがビンビン伝わってくるので、とても尊敬していますし、web上での発言に触れるだけでもクリエイティブな刺激を頂くことができます。
続きまして
Kindle Comic Creatorで固定レイアウト電子書籍を作ってみた
要点がとても分かりやすくまとまっています。
こちらもブックマークして何度も参考にさせて頂きました。
また、toggeterまとめでこんな記事もあります。
さらに電書ちゃんねるにも多くの場面で助けて頂きました。
こんなところでしょうか。
とにかく作り方と業界の内容を知りたい方は本日ご紹介したサイト群を見ておけば間違いないはずです。
この記事を書いたライター
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1985年生まれ。
ギャグ記事やWEB、音楽、ゲーム、育児などを書いています。
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著書:新種発見!69匹の愉快な生き物図鑑
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