インド旅行記④〜デリー編3〜

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スラム街を抜け、電車に乗って、次の駅へ。

降りて駅の外へ。今まで見てきた光景とは一変してまわりは近代化した街だった。多分デリーの中心部であろう場所だった。
どうやら中心に公園があり、その周りを囲むように、マクドナルド、ナイキショップやブランド店が並んでいた。日本でもよく見る店があり、インドのイメージとはかけ離れていた。僕達はとりあえずその日の宿泊先を見つけたく再び歩き始めた。

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行き交う人は様々だった。ボロボロの衣服を纏った人、サリーを着ている人、スキニーのパンツにナイキのスニーカーの人、スーツを着た人、ピッコロ並みに緑っぽい人など、先ほどのスラム街とはまた違う雰囲気が漂っていた。

地球の歩き方を見ると、どうやらここはコンノートプレイスという場所らしい。今思えば、2人共インドについて下調べしなさすぎていた。こんな中心部でさえ全く知らなかったのだ。

1時間くらい歩いた。汗が止まらず、1ℓのペットボトルを買っては飲んでの繰り返し。まだ午後の2時ぐらいなのに疲労感がハンパなかった。やっと値段もそこそこのホテルを見つけチェックイン。

部屋に入るなり2人はボーイに「ビールプリーズ」と言っていた。
こういう時のビールは格別に美味い!!さらにボーイが、「屋上のテラスで飲んだら気持ちいいぞ!」とLINEのスタンプばりの顔つきで教えてくれたので遠慮なく屋上で2本目のビールを注文。その時の2人の会話は、人はそれぞれ色を持っているという内容だった。

A君「なんかさ、お前ってさ、緑っぽいんだよね!んでKは黄色。なんとなくわかる?」

「確かになんとなくわかるわ!俺緑って自分でも思うし、しかも緑が1番好きだしね!Kも確かに黄色ってのはわかる。お前は自分で何色なん?」

A君「いや、自分っていまいち俺わかんねえけど、多分紫なんだよね。」

「あー紫か。わかるような、わからんような。笑」

そんなよくわからない会話を続けていた。
少し酔っ払い、2人で買い物でもしようとなり外へ飛び出した。昼間から酔っ払い、気分もよくなり、なにより重たいバックパックをホテルに置いたことによって身軽になったことが1番テンションがあがった!
ブラブラタバコでもフカしながら、熱力学について深い話が始まった。その内容がこちらだ。

「熱力学ってお前習った?」

A君「あん?熱力学?いや習ってないっしょ!?」

「あ、そっか!確かに習ってないね。ごめん、少し取り乱したわ。」

A君「急に何言ってん!?よくわかんないっしょ?」

こんな感じで熱力学をとことん深いところまで掘り下げて話しながら私たちは公園に入っていった。
その公園はすごく気持ちのよい公園で、私達は芝生の上に思わず寝転んだ。

空を眺めながら、「あー今インドなんだな。世界地図のあの辺りかー。」とか思いながら寝ていると、ボロボロの服を着たインド人が話し掛けてきた。話していることはあんまりわからなかったが、インド人の手に耳かきがあるのを見て、あ、耳かきする気や!こいつ!と思い、隣のA君を見る、A君の前にも似たようなインド人が耳かきを持ってA君に話し掛けている。
私達2人は酔っ払っていたせいもあり、耳かきをお願いした。

「あ〜!!めっちゃ気持ちいい〜!しかも全く痛くね〜まじヤバイ!!」
などと私は1人でまあまあ大きい声で喋っていた。でも本当に!上手い!私は職業が理容師なので昔働いていたお店で、少しは耳かきの施術も行っていたこともあったのだが、それにしてもめちゃくちゃ上手い!!こんな気持ちいい耳かきは生まれて初めてだった。A君を見ると目を瞑ったまま昇天していた。まるで修学旅行とかで一週間ぐらいオナニーを我慢していた中学生が久しぶりにして、イった時の顔にクリソツだった。

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2人とも大満足で耳かきを終えたまでは実に気持ちのよい時間だった。しかし、やはりタダではない。でもそれも承知の上だった。私は高くても日本円で500円、つまり250ルピーぐらいかなと思った。いくら高くてもだ!
しかし、甘くはなかった。相手が提示してきた値段は、3000ルピーだった。

「は???いやいやいや、ハンパない物価上昇やないかーい!」
と思わず日本語で言ってしまった。そのぐらいビックリしたと同時に、インドまじ資本主義の塊やん!笑 とも思った。
隣のA君を見ると3000ルピー払った後だった。こうなると私も払うしかなくなり、しょうがなく払った。
A君は、
「いや、あの耳かきのインド人が神に見えて払うしかなかったわ〜。ってかもう神でしょ?!やっぱインドは神居たね!」
と言っていた。

私は、「まあ、確かに神レベルの耳かきだったね。ってかもう、神かきだね!」

A君「でも、高いよね。実際。」

「うん、高すぎでしょ。」

最後は冷静に値段の高さに2人は、初っ端からやられた感いっぱいの気持ちでホテルに戻った。

インドに来て二日目、耳かきで所持金に大ダメージを与えられた2人は、あと13日インドで騙されないようにしようと心に決めた。
しかし、インド滞在期間中こんな感じで騙されたことは、あと10回近くはあったことをここで敢えて言っておく。

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この記事を書いた人

ジュイダ
1986年生まれ。仙台市出身・在住。
あらゆるボケを担当。
趣味:高島礼子とほぼ同じ
特技:二足歩行
あだ名:フランク
病名:大腸むきだし、若年性かかと落とし
好きな子のタイプ:ややおっとり
好きなこがタイプ:はい
好きな子も一応タイプ:はい
タイプが好きな子?:いいえ
尊敬するひと:松本人志・渡部篤郎・
好きな作品:スワロウテイル・おやすみプンプン・ホムンクルス
著書:新種発見!69匹の愉快な生き物図鑑
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